見出し画像

「一目惚れってどう思いますか?」に答えました。

※水曜日は質問に答えています。

【質問】
「林さんは一目惚れしたことありますか? 一目惚れってどう思いますか?」(これはカウンターで「何か質問ないですか?」と聞いて、いただいた質問です)

【答え】
一目惚れは一回もしたことないです。

でも「うわあ、この女性、ムチャクチャ好きなタイプだ!」と思うことはたまにあります。確率で言うと2年に1回か3年に1回くらいの割合です。もう、ものすごくドキドキします。

で、もちろん声はかけないし、「ああ、運命の人だったかも」とかは思いません。まあ「見た目がタイプなだけ」だったんです。

ほんとそれ、どう考えても「一目惚れ→惚れている」わけではありませんよね。

常々、思うのですが、「惚れる」には、いろんな相手の情報が必要ですよね。

「あ、そういう瞬間に正義感が出て、立ち上がっちゃう人なんだ」とか

「ああ、いいご家庭で育ったんだなあ」とか

「へええ、こういうことでもらい泣きする人なんだ」とか

といった、いろんなその人の情報が入ってきて、少しづつ好感をもって、向こうももしかして自分のことを少しくらいは気があるのかも、とかなんとか感じてきて(あるいは勘違いして)、それで「惚れる」ってことになりませんか?

ちなみに有名な調査で、アメリカでは一目惚れして結婚した男女が、離婚率が低いそうですよね。

はい、数字的に「一目惚れは正しい」ようなのです。

でも、そうかなあ? といつも思います。

もちろん僕たち人間は、人のことを「見た目」や「雰囲気」で判断しますよね。

恋愛も同じだとは思います。ついつい「見た目」や「雰囲気」で「寝たい」とか「絶対無理」とか感じます。

でも、「見た目」とか「雰囲気」だけの情報で、惚れてしまうのって、「恋」に対して失礼というか、「人間関係」ってそれだけじゃないでしょうと思います。

「なんか最初は何にも感じなかったけど、一緒にいるとすごく安心できる」とか、

「笑いのツボが同じで、とにかく一緒にいると楽しい」とか、

「全然カッコよくないけど、あるいは綺麗じゃないけど、この人の良さは自分だけにはわかる」とか、

「この人のここはとにかく尊敬する」とか、

そういう「恋」の方が、僕は「ルックスだけで好きになる恋より尊い、結婚しても離婚につながらない」ような気がします。

 ※

そのアメリカの調査の「一目惚れして結婚した男女は離婚率が低い」というの、わかるにはわかります。「ピピッ」と来たんですよね。でも「ピピッ」って「ドキドキ」と関係があるんですよね。

いつも思うのですが、「ドキドキ」って恋愛初期だけで終わってしまうし、結婚に「ドキドキ」は必要ないんです。

「笑うツボが同じでとにかく一緒にいると楽しいから結婚した男女」や「一緒にいて安心できるから結婚した男女」の方が「一目惚れして結婚した男女」より離婚率が低いような気がするのですがいかがでしょうか。

#コラム

※質問受け付けております。makijobim★yahoo.co.jp(★を@に変えてください)にメールしてください。質問の文章に個人情報をたくさん書かれる方がたまにいらっしゃいますが、「コピペして公開可能な文章」でお願いいたします。「これは公開なしの情報ですが」という文章の場合もありますが、それも読者の方が読めませんので不要です。長文だと読者が読まないことがあるので、出来れば500字以内でお願いします。

匿名で質問したい方のために「質問箱」用意してみました。

色んな質問に答えた本が出来ました。『ちょっと困っている貴女へ バーのマスターからの47の返信』 https://goo.gl/dZ32IW 立ち読みできます!
https://goo.gl/Q6mRvL

bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。 

この記事は投げ銭制です。面白かったなと思った方は下をクリックしていただけると嬉しいです。おまけでちょっとした個人的なことをほんと短く書いています(大した事書いてません)。今日は「のどが痛い」です。

ここから先は

82字

¥ 100

サポートしたいと思ってくれた方、『結局、人の悩みは人間関係』を買っていただいた方が嬉しいです。それはもう持ってる、という方、お友達にプレゼントとかいかがでしょうか。