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精神、魂、愛情は衰え知らず。

昨日、12月20日のあさイチ


番組が事前に集めた質問の中から
七つの質問を選んで
加賀まりこさん、風吹ジュンさん、黒柳徹子さん
女性三人へのインタビューが放送されました。

その中で、人生に向かう覚悟のような感じで
風吹さんが言った言葉
「精神、魂、愛情は衰え知らず」が
耳に残っています。

三人の女性たち


加賀さん、風吹さんはわたしと同年配、
黒柳さんはちょっと上の年齢で、
どなたも昔からテレビを通じて見てきた方ばかり。
芸能界では高名な方々です。

番組としてはそのようなお三方を選んで、
とくに女性視聴者へのエールを送る
という意図で制作していたようです。

なかでも、
風吹さんの「精神…」の言葉は
体力的な衰えを感じる年齢となっている
わたしに響きました。

心理・精神と肉体と


二十歳前後に肉体的・生物的なピークを迎え、
社会的には三十歳前後で基礎が完成。
そのあと精神的な成長が進んで行くと言います。

勿論、肉体と同じで
精神もすべてが同時進行で成長?するわけではなく、
こころの部分部分で、成長の仕方が違いますよね。

「インナーチャイルド」

インナーチャイルド(inner child)とは、自分の中にある「内なる子ども」のことです。ふだん大人として生活している私たちは、どこか子どもの部分を覆い隠して「大人を演じている」ものです。大人の部分が、ふとした拍子にはげおちると、そこからインナーチャイルドが出てきます。インナーチャイルドの本質は衝動でもあります。

アダルトチルドレンのように、子どものころに子どもをやることが許されず、そのために大人になる要素がどこかが欠落したまま大人になると、本人がとくに意識しなくても、大人になって内なる子どもが生活の表面に出てしまいます。

NPO JUSTホームページより

わたしたちが
幼なじみや中学・高校の同級生にあった瞬間、
その子と遊んだ時の記憶がよみがえって来るだけでなく
その子との関係が何年も間が空いていたことを
忘れるくらい元通りになるのも、
きっとインナーチャイルドが遊び始めるんだろうな、
そう思っています。

そのように、
精神はいくつになっても衰えることなく、在ります。

魂については、
その定義が一般的なものではないので
ここでは言及しませんが
衰えることがあろうはずもありません。

ことわり書き

でも、肉体は
生まれた時から、
かならず迎える「死」の瞬間に向かって
カウントダウンしています。

それだけでなく、
動けない赤ちゃんの状態から
ハイハイするようになり、よちよち歩いたかと思うと
いつのまにか飛んだり、走り回ったりするようになる。

それもたかだか10年くらいのことで、
それ以後は人それぞれの成長をしてゆきます。

体力の衰え


体力の衰えを感じるのも、
人によって違いがあるでしょう。
わたしは40代後半頃から感じましたが、
50代、60代、さらに衰えを感じたものでした。

「みんな違って、みんな良い」のことばのように、
一人ひとり違っているのは人間性だけでなく
その「入れもの」である肉体も違います。

肉体も心理も、ひとそれぞれの違いを尊重にすることが
人間関係を良好に保つ上では大事なことです。

さきほど、肉体は精神の入れものだと書きました。
二つはとても深い関係を持って
わたしという存在を作り上げています。

でも、
自分というものも、精神もかたちがなく、
どんな人でも揺るぎのない精神を持つことはできないでしょう。

さまざまな形で、精神修養をはかって
ゆるがない精神を求めているのは、
これがもっともすぐれた修養法だというものが存在しない証でしょう。

精神もまた、肉体同様に変化してゆくもので、
それに抗わないで、
目の前のこと一つひとつに対応してゆけば良いのではないでしょうか。

そうできることが、精神が衰えないことのように感じました。

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