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聞いてよ、バアバ

ばっぷくどん24号です。

ばっぷくどん24号タイトルの一部

今回は不登校の子のバアバのために書きます。


この通信は、まさにこの内容を伝えるために始めたものなのです

多くの子どもが親だけと一緒に暮らす時代ですから、


もし子どもが不登校になると、
子どもは家に一人で居ることになります。

近所にバアバやいとこたちが住んでいたら、そこを頼れます。
でも実家から離れて住んでいる家庭がほとんどです。
娘さんが離婚されていたらなおさら、
子どもはひとりで家に居ることになります。

一世代は30年と言われます。


バアバは孫の5、60才年上、
おかあさんは2、30才ほど年上だと思います。

するとおそらくバアバは、
「不登校」とは何か知りません。

おとなが働くように、
子どもは学校で勉強するのがあたりまえだ
と育ったことでしょう。

娘さんの時代にも不登校の子がいたけれど、
15年前でも全国12,3万人、
一学校に10人くらいでした。

しかし今や30万人、各学年5,6人の子が「不登校」なのです。


「不登校」はバアバの子ども時代のように


「行かんなら、おまわりさんに捕まるぞ」
と言われる学校サボりとは違う、
何かの理由で学校に行けないでいるのです。

学校に何か『怖いこと』があることは間違いありません。
それで自宅に逃げ込んでいるのです。

それを知っていただくことが、とても大事なことです。

訪ねてきたバアバから「学校に行け」と言われ、


目の前でお母さんが叱られた時、
孫はどう思うでしょうか。

バアバは、孫に良かれと孫や娘を叱るのでしょうけれど、
先生やカウンセラーさんたちプロが
手を尽くしても学校に行けないでいる子が、
叱って学校に行けるでしょうか。

先生たちには『脅し』はできません。
代わりにバアバが脅して孫が学校に行っても、
それが続くでしょうか。

孫が怖いものはどうなりますか?
バアバが学校に怒鳴り込んで行ったら怖くなくなりますか?
反対に孫は居づらくなりませんか?

脅された孫は、
バアバと学校と、どっちが怖いか考えて、
居場所を選ぶでしょう。

家を選んだ孫は、
「バアバ、来ないで」と思いませんか。
「バアバの家に行きたくない」と思いませんか。


お願いします。


訪ねて行くなら、
孫や、孫の不登校で悩んでいる娘さんが
元気になるようにしてあげて欲しいのです。

バアバは孫には甘くて良いのです。
弱っている孫を助けている娘の味方であって、
どこがいけないのでしょうか。


サポート、ありがとうございます。もっと勉強して、少しでもお役に立てる記事を送りたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。