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日本ワインVSフランスワイン3本勝負!〜第3弾〜赤ワイン編②/平川ワイナリー レスプリ VS シャトー ソシアンド マレ

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

いよいよ日本ワインVSフランスワイン、3本勝負のラストです!年始のお祝いや新年会で本企画で紹介した日本ワイン、フランスワインをご購入いただき、ぜひ皆さんにも比較してもらいたいところです!コメントお待ちしています!


管理人(以下、「管」):この2つのワインについて、まず最初に選定された理由からお聞きしてもいいですか?

総支配人(以下、「総」):まず葡萄品種では、1回戦目シャルドネ、2回戦目ピノ・ノワールときたので、やはりカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローは取り上げなければ、という理由がひとつ。
そうなると、当然フランスのボルドーワインになるのだけれど、ボルドーワインを取り上げるにあたり、ボルドーらしさである”気品”や”品格”、”強く整然とした美しい骨格”、”シャトーの哲学”などがよく現れているワインを選ばなければならない。このシャトー・ソシアンド・マレはそれらの点が申し分ないな、と思ったので取り上げることにしたんだ。
一方、日本ワインは、同じ品種(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランのブレンド)、もしくはカベルネ・ソーヴィニヨンかメルローの単品種にしてもよかったのだけれど、相手がシャトー・ソシアンド・マレなので、並みのワインでは比較にならない。そこで、品格があり、ストラクチャもはっきりとしたワインを選びたかった。しかも、全然違う葡萄品種をひとつ入れておくと面白いかな、と思って平川ワイナリーのレスプリ・テールドヨイチを取り上げることにしたよ。

フランスワイン:
シャトー ソシアンド マレ 2014
VS
日本ワイン:
平川ワイナリー レスプリ テール ド ヨイチ 2018


総:もう一つの理由は、どちらも縦のストラクチャが強く感じられることだね。これは比較すると面白いかな、と。特にシャトー・ソシアンド・マレは、「一本芯の通った味わい」「線の通った味わい」と形容されているので、まさにセンターが感じられるワイン、というのも面白いね。
どちらも派手さはないけれども通好み、という感じがして、造り手のワイン造りに対する確固たる意思を感じさせるんだよね。そこもよいかなと。

管:なるほど、品種は違うけれどもどちらもセンターを感じられる傾向が同じで、作り手の気合も感じられるワインということでチョイスしてもらったというこですね。早速フランスワインから見ていきたいと思いますが、総支配人の分析として、身体意識はどう評価されていますでしょうか?
私個人の意見としては、今まで4種類のワインと比べるとぱっと見てセンターのストラクチャが比較的多いのと、全体的に線が多く、中心にコンパクトに纏っている印象があります。

ソシアド

総:そうだね。全体の印象として身体内にまとまっているのが、ボルドーらしさを生み出しているね。
まず、センターから観ていくと、細径軸よりも少し太い軸と、大径軸が通っているね。これらのセンターは味わいに品格を与えていて、特に細い方のセンターは「一本芯の通った味わい」と表現される味わいを生み出しているね。
この大径軸には柔らかさがあり、頭上から足下まで形成されている揺らぎのある身体意識と併せて、味わいの複雑な要素を無理なく美しくまとめている。

管:センターという要素で言う一本芯通った味わいとは、ワインを口にした時、他の表現をするとどういう風に感じるものでしょうか?今までのワインもセンターが通り、上下に突き抜ける気持ちいい感覚と同時に、余韻に浸れる気持ち良さや上品さが感じられるということでした。同じセンターという要素なので傾向は同じと思いますが、「一本芯が通る」ことで感じられるニュアンスを聞いてみたいです。

総:このワインについては、特徴的なセンターの太さが、そのような表現を生む要因になっているね。固いわけではないのだけれど、このくらいの太さ、ピンポン球くらいの直径の太さではっきりくっきりしているのがそう感じさせる。味わいで言えば、酸味やミネラル感が密度高く中心にまとまっている印象かな。熟成すると変化しそうだね。

管:なるほど。酸味などの密度が高いと味わいがグッと来そうですね。胸辺りに赤い丸がありますが、そこに矢印が向いています。これは何でしょうか?

総:胸の赤い部分は中丹田で、二重構造になっているね。そこへリバースと呼ばれる身体意識が入ってきている。
リバースという身体意識は、掛かっている対象と自分の関係を強化する働きがあるのだけれど、それが特定の人だったり、物だったり、いろいろな種類がある。
シャトー・ソシアンド・マレの場合は、日当たりの良い畑なので太陽に掛かっている感じがするね。これが強すぎないところがボルドーらしさを感じさせてくれる。他の地域のワインの場合、これが強いと図に太陽を描くこともあるね。
中丹田はコンパクトで中心部は体幹内に収まっている。内に秘めた情熱、とまではいかないのだけれど、その傾向はあるね。それと下腹部には、重性のクオリティを持つ下丹田も形成されているね。古来より「肚」や「丹田」と呼ばれてきたもので、味わいへボルドーらしい落ち着きと存在感を与えている。下丹田は、ワインの重みを創り出している身体意識のひとつだね。実際の質量は変わらないのに、なぜ重く感じるのか、と言えばこのような身体意識があるからだね。

管:なるほど、中丹田は強すぎないけど、太陽からのリバースを取り入れることでバランス良い、果実感を出しているということですか!思ったほど果実感は感じないけど、ほんわかした暖かみのある果実感があるということかなぁ。テロワール情報でも、日当たり良く水はけいい土地のようです。このテロワールを上手く引き出しているということなんですね。

総:そうだね。さらに中丹田の上部には肩包面が形成されているね。三重構造になっていて、上下は天性のクオリティ、真ん中のものはしっかりとしたクオリティを持っている。これが味わいに心地よい複雑さを生み出しているのだけれど、ボルドー飲んでいるなぁ、という気分になるね。笑
両脇には天性のクオリティを持つ心田・心田流が形成されていて、味わいへ下方から立ち昇る涼やかな品格を与えているね。さらに、両脇下にはガイアのクオリティを持つ身体意識が形成されている。これは奥ゆかしい杉やハーブのニュアンスを生み出しているだけではなく、このワイン自体を育てるような効果も感じられるので、今後ますます成長進化していく期待が持てる。

管:なるほど、ここでバランスを取りつつボルドー感も出ているということですが、一定レベルのボルドーにはこの意識があるということでしょうか?それとも、このワインの全体的なバランスをここで取ることでボルドーらしさを演出しているのでしょうか?

総:一定レベルのボルドーには、肩包面は形成されているね、それで、ボルドーらしさというのは全体のバランスの問題でもあるから、どの身体意識がそう感じさせている、というのはワインによって違うのだけれど、身体意識のクオリティの配分で言えば、熱性身体意識はあまり目立たず、天性と重性・剛性の身体意識があるバランスで成り立っているとボルドーらしいな、と思うね。

管:なるほど〜、奥深いなボルドーワイン!笑
ガイアのクオリティは、今まで紹介したワインでは、温泉街にいるような暖かみあるニュアンスが表現されていると思うのですが、このワインではさらにガイア=大地感というか杉やハーブという緑を感じられるニュアンスがあるのですね。ここら辺は他のワインとの差別化点とも思いますが、どこから来てそうな要素でしょうか?100%新樽使用や昔ながらの醸造方法から来るものでしょうか?

総:使用している葡萄由来のものだね。もちろんその前提には、土地のニュアンスが影響を与えている。ガイアのクオリティなので、ホワッとした柔らかいニュアンスもあって、それ以外の身体意識とのバランスを取る働きもしているね。このホワっとした感じは、樽由来のものかもしれないね。
さらに、腿裏には裏転子と呼ばれる身体意識が形成されている。この裏転子という身体意識は、腿裏の大腿二頭筋等の大腿裏筋群を活性化する働きがあり、その結果、強力な前進運動や前方への圧力といった「前方力」を作り出す。
だから、このワインを飲んでいると、落ち着いているのだけれど、前に進みたくなるような気持ちになるね。味わいへ裏側で支えられているかのような安定感を与えてくれて、下丹田と併せて、格付けを返上し、格付けには分類されない立場を貫く造り手の意思が反映された身体意識とも言えるね。

管:ここも他のワインには無い特徴ですよね。ブルジョワシャトーを返上してるという拘りが表現されているんですね。前向きになるワインですね。

総:このワインに観られる裏転子は素晴らしい身体意識だね。中丹田に代表されるような情熱によって気持ちが前向きになる、というのとは性質が違って、飲み物なのに物理的に前に行きたくなる、というのが面白いよね!笑

管:このワインは中丹田の熱性はあるものの、全体から見たバランスとしては控えめで、下丹田での重みでボルドーっぽさが出ているということですかね。下丹田の意識からくる、重心が下にくる重みが更に果実感を上品に演出しているのでしょうか?

総:その通りだね。下丹田によって重みが下にあるので、浮つかない上品さが生まれているよね。そこへバランスよく太陽の影響がワインの身体意識へ反映されているということは、テロワールがよく現れているということだね。

管:手摘みや昔ながらの醸造方法に拘るからこそ生み出せる意識ですし、それら方法がセンターにも通ずるエレガントさを出しているかも知れませんね。料理とのペアリングを考えると、どのような料理が合いそうでしょうか?

総:センター系の身体意識で格を作っていて、下丹田で重みが効いているのがボルドーらしいね。全体的に感じられるエレガンスは、そのような作業の積み重ねによるものだろうね。
料理としては、肉を上手にシンプルに焼いたものがいいね。煮込み料理とかも良さそう。ラム肉との相性は素晴らしいね。

管:ソシアンド・マレは、

・センターがしっかりしており、余韻や上品さが感じられると共に太い幹に支えられて酸味やミネラル感など味の要素を密度良く、しっかり感じられる
・中丹田や下丹田、ガイアのクオリティから果実感とボルドーらしい重厚感をバランスよく感じられるため旨みが深い。肉(特にラム)と合う。
・作り手の気合も感じられ、前向きになれるワイン

という感じでしょうか。
ボルドーらしさに加えて、センターやガイア、裏転子のような他とのワインの差別化ポイントが多く飲んでみたいワインです。

総:少しずつ価格が上がってきているけれど、その価値はあるのでお勧めできるワインだね。


管:いよいよ、ワイン三番勝負のラスト、日本ワインです!

総:ようやくラスト!笑

管:平川ワイナリーのワインですが、こちらは上品さやストラクチャもはっきりしたワインということでした。身体意識を具体的に見ていくと、どんなワインでしょうか?

総:まず味わってみて思ったのは、良い意味で個性的だな、と。
クセと個性は明確に違って、クセはハイレベルになり得ないが、個性はハイレベルになればなるほどより顕著になるもの。そういう意味で、とても興味を惹かれたね。
味わいは出汁のような旨味があり、酸味も豊か。ミネラル感も強い。まろやかで粘性がありつつも、身体意識に隙間があるため、料理にも合わせやすい印象かな。液体に粘性や粒子感はあるけれど、同時にサラッともしているという面白い味わいだね。ポテンシャルの高さも感じられる。

平川ワイナリー レスプリ テールドヨイチ_2018


総:特に、粘性がありつつサラッとしているというところが、異なる特性を併せ持つという点で評価したい特徴だね。
身体意識をもう少し細かく観ていくと、まずセンター系の身体意識については、天性のクオリティを持つ細径軸が天地に抜け通っている。それ以外に、サイド・センター(側軸)と呼ばれる縦系の身体意識が複数通っており、背骨の両脇に通る第1側軸、股関節中心の幅で通る第2側軸、体幹に沿うように通る第3側軸、それよりも外側に通る第4側軸、というように左右合計8本もの側軸が通っている。これらのセンターと側軸が味わいにしっかりとしたストラクチャを感じさせているね。特に第3側軸と第4側軸は黒い線で描かれているように、しっかりとしたクオリティを持っているので、よりそのような印象を与えている。これは熟成によって柔らかくなっていくことが期待できそうかな。
このしっかりとした第4側軸に重なるように、天性のクオリティを持つ身体意識が、上方から下方へ吹き抜けるように形成されている。この身体意識の効果で、しっかりとしているのだけれど爽やかさもあり、粘性はあるけれども澱まないような印象を与えているね。味わいのサラッとした印象もこの身体意識の効果と、身体意識と身体意識の間にスペースが多いことによって生み出されていると思う。
特にこの隙間のニュアンスは、天から胸あたりまで通っている第1側軸と、頭上から脇下の高さまで通っている第4側軸との間の隙間が、この吹き抜けるような身体意識と合わさることにより、より隙間の印象を強くしているね。壁と壁の間に風が吹いていると、隙間があるなーという感じがするよね?そんなニュアンスかな。

管:総支配人の説明がいつもよりも難しく感じます。それこそ個性のあるワインなんでしょうね!笑
センターのクオリティは固いわけではなく、しっかりと土台があるもので突き抜けるものもあると余韻も感じられるのでしょうけど、上品さとはまた異なるものなのでしょうか?センターでの粘性やサラッと感もあるということでしたが、ここら辺は我々は飲み物や食べ物で通常、どのようなところで感じるのでしょうか?

総:黒く描かれた側軸のクオリティは天性のものよりも固いのだけれど、その分、建物のような構造物に近い印象があるね。上品というよりは骨格のある、とテイスティングで表現されるような印象だね。
粘性は、アルコール度や糖度が高いと上がるのだけれど、身体意識で言えば、物性そのものとは別のクオリティを持つことがあって、さらに言えば、粘性がありつつサラッともしているという全く別の性質を感じさせることもあるんだよね。ここが面白いよね。少しニュアンスは違うけれど、ビールで言えば、キレがあってコクもある的な感じかな。このキレやコクは身体意識から生まれるものだよね。

管:なるほど、ここら辺は飲んでみて皆さんに感じてもらう方がより感動できそうですね。

総:さらに、中丹田は小さいけれども強いものがひとつと、そこへ重なるように縦長のものがひとつという二重構造になっている。内に秘めた情熱、という感じの身体意識で、造り手の身体意識が反映されたものだと思うね。この中丹田が体幹の外側まで出ていると、わかりやすく派手な印象の味わいになるのだけれど、このワインにそのような印象は全くなく、実のある味わい、とでも形容すべき味わいが感じられるね。それで、この中丹田だけだと全体のバランスとして一部の人間にしか美味しいという共感を与えられないのだけれど、その左右に温性のクオリティを持つ温球が形成されていることによって、全体的な硬い印象を和らげて味わいのバランスを取る働きをしている。このバランスだとより多くの人間に対して共感を与えることができるね。

管:中丹田も少し難しいように感じるのですが、この果実感の重さも柔らかさも、中丹田のレイヤー(層)や大きさのバランスで上手く美味しさを引き出しているということなんでしょうか?ここはテロワールというより、作り手の能力でしょうね。

総:これは造り手の能力だね。個人的にはもう少し熱性身体意識の量が欲しいけれど。その方が分かりやすく美味しくなりそうかな。
また、中丹田の上には、肩包面が形成されている。コンパクトながらも、天性・剛性という2種類のクオリティを持っていて、味わいへ落ち着きのある複雑さを与えているね。
膝の少し上辺りには、温性のクオリティと重性のクオリティを持つ身体意識が重なるように形成されている。おそらく土壌の特徴を反映したものだと思うのだけれど、味わいに多少重みのある温かな土に足を踏み入れているかのような心地よさを感じさせている。面白い身体意識だよね。身体意識としてはこんな感じかな。

管:ここの作り手も除草剤などを使わず、出来るだけオーガニックでワインを作ろうとする意識が見受けられます。そのあたりも温性やガイアのクオリティへ反映されているのかもしれません。
ブドウ品種で比較する対象が無いかもしれませんが、個性がすごい!ワインとして、さらに日本ワインとして将来が期待できるワインということですかね?このワイナリーの歴史も他と比べて短いのですが、そのあたりも評価しうるという事でしょうか?

総:このワインは、緑で描かれるようなガイアのクオリティは感じられなかったのだけれど、温性のクオリティを持つ温球があって、それは自然農法の影響はあるよね。
このロンドという品種が余市のテロワールと噛み合うと、素晴らしいワインになる可能性があるね。ワイナリーの歴史が短いのはもちろん評価の対象だし、しかもこのワインはセカンドラベルで、ファーストラベル「ローブ/l’Aube Grande Cuvée」は¥27500という、日本ワインの中では最も高い部類に入るので、どのくらいのレベルの身体意識なのか気になるよね。

総:ちなみに、シャトー・ソシアンド・マレと比較する日本ワインを他に挙げるとすれば、「城戸ワイナリー Private Reserve Meadows」だね。メルロー主体のワインだから、比較も面白いね。価格帯も近いしね。

きど

総:それと、シャトー・ソシアンド・マレにも上級キュベがあって、Cuvée Jean Gautreauというのだけれど、それは¥15000くらいなので、これも気になるよね。


総:ただ、平川ワイナリーに対して少し厳しいことを言えば、若いワイナリーだからなのか、造り手の経歴が素晴らしいからなのか、身体意識から観ると少し無理している感じがするね。このワインは素晴らしいワインだ!という印象を飲む人に感じさせたい!という強い思いが、少し不自然に身体意識に現れている。身体の外側に強い身体意識があるので、もう少し体幹内に身体意識が増えてくると、さらに良くなるよね。

管:なるほど〜、めちゃくちゃ難しいですよね。ワイナリーとしてはその考えを持つことは、個人的に正しいと思うんですけど、ワインに反映させるには気持ちだけではなく、醸造や身体のスキル能力が必要になるとは・・・
平川ワイナリー レスプリは、

・センターと中丹田のバランスがクセを表現しており、果実感(スッキリしていてズッと重みある=粘性)が表現されている
・日本ワインに多い気がするが、料理に合わせやすい!
・作り手へ今後の期待が高まるワイン

という所ですかね。
この2つのワイン比べると、やはりソシアンドマレを勧めちゃいますかね?

総:具体的な醸造技術は高いと思うのだけれど、葡萄樹や本人の身体意識のレベルをさらに高める必要があるね。樹齢がさらに上がれば良くなる部分もあるのかもしれない。それとこのワインの場合は、クセというより個性と表現した方がよいかな。重みがある、というよりはしっかりしている、という印象だね。しっかりとしているが重みはそこまでなくて、という個性はボルドーとブルゴーニュの中間的な感じがして、そこは好印象なんだけれどね。どちらも素晴らしいワインなのだけれど、勧めるとしたら現時点ではソシアンドマレかな。

管:レベル高いことがベースなのだと思いますが、さらに伸び代あるから楽しみという感じですかね。そう聞くと、ますます飲みたくなりますね。笑


以上、日本ワインVSフランスワインでした!いかがでしたでしょうか?日本のワインもまだまだ伸び代があり、これからが楽しみだからこそ、今飲みたくなるワインが多かったです。日本人としても日本ワイナリーを応援したくなります!
今後も身体意識xワインという情報を発信予定です!お見逃しなく!!


〜〜〜最後にちょっとおまけ〜〜〜

総:これは余談なんだけれど、分かりやすいところではヱビスビールにも裏転子が形成されているね。
ヱビスビールは、センターと上中下の3つの丹田、そして裏転子、さらにその裏転子による前方力をさらに高める流舟と呼ばれる身体意識まで形成されている。あの価格帯で、そこまで素晴らしい身体意識を持っている食品はほぼないんじゃないかな。ビールの中では身体意識がかなり強力な方なので、それを受け入れきれない人からは好まれないことも多い銘柄だけどね。

管:ヱビスビールは美味しいですよね。私も好きなブランドですが、サッポロやアサヒ、海外勢のビールに比べて意外と味の濃さは無いものの、キレ(頭の上を抜ける爽快さ)とビールのグッとくる味わいと喉奥に来る深さが、総じて上品ですよね。それに比べて今流行りのクラフトビールは味が軽いというか、深みが無く嫌いです。笑

総:ヱビスビールは安定して美味しいよね。これも注ぐ人の身体意識で味わいに相当差があるのだけれどね。笑
クラフトビールは小規模生産のところが殆どだから、造り手のレベルをそのまま反映しているよね。かなりの数がリリースされているから、1人くらいは素晴らしい身体意識の造り手もいるはずなんだけれどね。

管:まだ出会ったことないですね。笑

総:味わいの深み、というのは身体意識から生まれるものだから、素晴らしい身体意識を持つ造り手が作らないと、出来上がる作品としてのビールのレベルもそれ以上にはならないよね。

管:ヱビスビールも含めて日本のビール製造は大量生産にも関わらず、あのクオリティというのがホントにすごいことですよね。

総:安定して高い品質を維持していて、本当に素晴らしいよね。


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