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過去から未来へ

初めまして、ayanoです。

私が住む地域は畑や田んぼに囲まれていて、私は小さい頃から自然と触れ合いながら過ごして来ました。春になると、どこからか鶯の鳴き声が聞こえ。夜に蛙の鳴き声が聞こえるようになると、すぐに蝉が鳴きだし夏がやってきます。柿が色付いてくると秋が訪れ、おばあちゃんは干し芋をたくさん作ります。冬になると庭の木の葉が落ち、窓から見える景色はどことなく寂しく感じます。

季節を感じながら過ごす田舎の暮らしは、居心地がよく、とても気に入っています🌿


今までを振り返って

地元で小中高時代を過ごし、高校生で留学しカナダに1年、大学生の頃は名古屋で一人暮らしをしていました。大学生の頃には、フィリピン、オーストラリア、タイ、カンボジア、カナダ、台湾、アメリカ、韓国、インドネシアと、バイトしてお金を貯めては海外旅行に行っていました。大学卒業後は、地元を離れ就職する予定でしたが、コロナの影響や身内の不幸も重なり、地元で就職することになりました。そして、新卒で入社して1年半働いた会社を今年の3月末で辞めて、今は次の目標に向かって奮闘中。

常に何かを追い求め、燃え尽る

高校生、大学生の頃は常に刺激を求めていました。そのため、友達を作るためサークルに参加したり、様々な大学のプロジェクトに足を突っ込んだり、友達と遊んだり、旅行したりと今では意味不明なほどパワフルで忙しい生活を送っていました。その頃は、常に憧れや目標を持っていて、自分が頑張れば手に入ると信じていました。しかし、そのパワフルな生活の反動は大きく、毎年1〜2月は燃え尽き症候群になり無気力かつ鬱のような状態で過ごしていることが多かったです。熊のように冬眠期間がないと自分を持続できませんでした。今思うと自分のエネルギーのコントロールが出来ていなかったんですね。

足るを知らない

私は大学4年生になるまで幸いなことに、大きな怪我や病気をすることなく、頼れる家族や友達に恵まれ、衣食住にも困らない生活を送ることが出来ていました。何不自由なく生活できることはとても幸せなことで、あたりまえではないのに、現状に満足することなく、何か手に入れれば幸せになれると思い、その何かを常に探し追いかけている状態でした。ないものを探していたので、今思えば、私は心から満たされていなかったんだろうなと思います。

人生なにが起こるか分からない 〜父との別れ〜

大学3年の冬、就活が本格化し、新型コロナウイルスが猛威を振るい始めたころ。大好きな父の癌が発覚し、一緒に過ごせる時間が限られているという現実を急に突きつけられました。これが、私にとっての人生で一番辛くて大変だった期間です。半年間はショックから立ち直れず、この世の終わりのような感覚で、抜け殻の状態でした。就職で地元に戻ることを1ミリも考えていなかった私は、自分にはどうする事もできない予測不可能な将来に対し、禿げるかと思うくらい悩み、病み、葛藤しましたが、最終的には父と家族のそばにいることが私にとっての最優先事項だということは明確だったので、地元に戻り就職することに決めました。父の闘病生活と私の就職活動が始まって、約1年半後、父は他界し、私は希望の会社から内定をもらい就活を終えました。この1年半は、私にとって地獄のような期間であり、かつ、私にとってかけがえのない幸せな期間でした。

足るを知ったら、今を楽しめるように

私はこの経験からやっと「足る知る」ことができました。この学びは私の人生においてとっても大切な学びでした。父の闘病生活を共に過ごし、ごはんがおいしく感じること、痛いところがないこと、体を自由に動かせること、行きたいところに行けること、視界がクリアなこと、会いたい人に会えること、面白いことで笑えること、呼吸が苦しくないこと、目を閉じてもまた目が覚めること。当たり前だとか、当たり前じゃないだとか、それすら考えたこともなかったけど、これらすべてがは当たり前ではなく、とても幸せなことだという事を実感しました。最後の父との時間を通し、私の中の「幸せのハードル」はぐんと下がり、常に現状に満足せず何かを追い求めていた私ですが、「生きていれば、それだけではなまるはなまる!!」と思えるようになり、自分がすでにもっているものに目を向けて大切に生きて行こうと思うようになりました。私は、現状に満足できるようになったため、今に集中し、今を楽しむことが少し上手になった気がします。この大切なことに気づかせてくれた父には本当に感謝です!

怖いけどコンフォートゾーンから飛び出してみる

父との別れを乗り越えて、しばらくは情緒不安定な時期もありましたが、何事も時間が解決するとは本当のことで、こうやって振り返ってアウトプットすることもできるようになりました。

そして、父のいない日常にも徐々に慣れ、仕事を始めて約1年経った頃(2022秋頃)私は現状に満足していると思っていましたが、どこか違和感を感じるようになっていました。父の闘病生活中は家族全員、毎日に必死で、ある意味チャレンジングな日々を送っていました。一方で、会社員生活は毎日同じ道を通って、同じ時間に出社し、同じ業務を繰り返し。私は会社に行くと死んだ目をして過ごしていることに気づきました。この生活を自分の命を削って何年も過ごすと思ったらゾッとしました。今の時代に正社員というポジションにつけて、仕事をもらえるということはとてもありがたいことだと思いましたが、やってみたいことがあったので私は会社を辞め、自分を信じて自分の思う道に進むことにしました。これが1つ、会社というコンフォートゾーンから飛び出してみたことです。

やりたかったことを残してこの世を去った父を見てきたこともあり、やりたいことは全部やってみて「後悔するなら、やらずに後悔ではなく、やってみて後悔しよう」と心に決めました。

noteもやりたかったことの1つ

はじめの方で、私は田舎暮らしが好きだとお話ししましたが、そうでないところももちろんあります。それは、保守的な人たちが多いことです。(※あくまでも個人的な意見です。)何か思い切った行動をしようとすると、「わざわざそんな大変な道にいかなくていいのに」「本当に大丈夫?やめときなよ〜」など、私を心配する気持ちからそう言ってくれているのは理解していますが、何か挑戦しようとする時に、周りの意見に影響されてネガティブな感情になってしまうことが良くあります。自分の中だけで決意するより、誰が見てくれているか分からなくとも、誰かに宣言しておくと私は少し頑張れるので何かいい方法はないかと思い、自分を客観視するためにもnoteを始めてみました。やっぱり、一人で日記に書くより反応があると嬉しいし、頑張ろうと思えます。だから、私はnoteで挑戦や葛藤についてありのままに表現しているのをみると、刺激をうけるし、パワーをもらえます。もし、偶然今私の文章を読んでくれていて、何かポジティブなエネルギーをどなたかに届けられていたら嬉しいなと思っています。

どうなるか分からない、不安とワクワク

私は今次の目標に向かって少しずつ動き出しています。正直、不安70%、ワクワク30%ってところです。詳細は長くなるので、別の機会にnoteに載せようと思いますが、現在計画中のプランが上手く行けば9月から海外でお仕事をすることになりそうです。noteで発信する内容は、特に決めていないので、旅のことや、暮らしのこと、日々の学び気づき、近況のアップデートなど、自分の記録のために載せることになると思います。

人生で起こった事を自分でネタにして、後から見返したときに笑えればそれではなまるかなと。

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