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小説『かもめ食堂』群ようこ著 2020.4.12

映画『かもめ食堂』を久しぶりに観て、最初に観た時に気になったことを思い出し、いい機会なんで、群ようこさんの原作を、Kindle版で購入して読みました。いまなら239円です。思い立つとすぐ読める、楽しいですね。

気になったことは、主人公のサチエさんが、どうしてヘルシンキで、こんなお店をもつことができたか。特に経済面ね。結構かかったと思います。映画では、日本の家族のことは語られますが、裕福ではなさそうです。事細かに説明はしていなかったと思います。

で、ミドリさんの開業資金ですが。うーん、この手があるかなあ。この note 読んでいる人、いないと思いますが、ネタバレは書きません。映画でしらんふりをしたのは正解ですね。タイムスリップ同様、あまりに安易な感じではあります。

この原作を読んで、サチエ(小林聡美)、ミドリ(片桐はいり)、マサコ(またいまさこ)、3人のフィンランド行きのいきさつがよくわかりました。ミドリさんが務めていた、農業関係の業界紙なんて、ありそうにうらびれていて、いいなあ。しかし、原作のほうがずっと前に書かれていたと思いますが、映画のあのキャスティングをしてひとは天才ですね。

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