時給1,500円時代の仕事の対価
岸田内閣が終わってそれほど時間も経っていないが、岸田さんが掲げていた最低賃金の増額は今年も増額傾向にある。
時給1,500円時代が空想論では無くなってきている時代で、1時間で生み出せる働きが1,500円になった時1時間で生み出さなければならない対価はどのくらいになるのか考えてみた。
時給が上がれば当然物価も上がるので、今時給1,100で何が買えるかを考えた時、1,100円なら税金諸々引かれて手元に残るのは800円くらいだろう。そうなると買えるのはスーパーの国産豚肉の薄切り500gくらいじゃなかろうか。
では時給1,500円になったとして、
当然物価も上がる訳だが、それ以上に取られる税金が上がってくる。
1,500円の給料で税金を引かれて手元に残るのは1,000円くらいになる。
その時には物価も上がり、買えるのはスーパーの国産豚肉こまぎれ500gになってしまうだろう。
豚肉がうすぎれ肉からこまぎれ肉に変わるだけでとても貧相になってしまう。
時給が上がれば給料も上がると思ってしまうが、それを上回る勢いで税金も上がる。
おかしな話だと思うが実際国が税金をより多く回収するにはこれしか方法がないのだ。
これに対する個人の抵抗としては増税の勢いを上回る勢いで収入を上げるか、海外に逃げるか、選挙で時給を上げるのを止めるかだろう。
私はその中でも一番自分に裁量がかかっている増税の勢いを上回る勢いで収入を上げることに専念したい。
税金がキツいことは分かっているがそれを気にしなくていいくらい自分で稼げるようになる事を目指している。