心に生きると書いて性の話

性についてのカミングアウトなんて言葉が存在しない世の中が理想なので今までハッキリ明言したことはないけど、私はたぶんバイです。いや違うかもしれない。毎晩枕を濡らすほど好きな女の子がいたのは事実です。人生が狂うほど執着した男の子が居たのも事実です。両方好きになれるならバイじゃんってことになるのかもしれないけどなんか違うんですってこの話は始めたら終わらないので置いといて、

突然ですが、私は下ネタを呟くための鍵アカウントを持っています。裏垢とはまた別の立ち位置なので、下垢とでもいいましょうか。きったねぇな。そんな私の下垢の記念すべき最初の投稿がこちら。

ある日突然ちんちんが生えてきて、こ、これどうすればいいの~!?って泣き叫んでたら「こうやって使うのよ…」って筆下ろさせてくれる深田えいみはどこにいますか?

このツイートをみてわかる通り、私は以前から男性器を生やしたいという欲求があります。男になりたいとかそういうわけではありません。私は女として産まれてきて幸せです。女の形を保ったまま、おちんちんが欲しい。フタナリというコンテンツをいまいち理解していませんがたぶんそういうものなのかなと思います。でも女性器に関してはまあ消したいほどではないけどべつに必須ではないかな~くらいの感覚です。いまのところこの話を理解されたことはありません。

女の子とシタいから男性器が欲しいの?って言われると、いや男の穴も掘りたいなと思うし、ただただおちんちんがない違和感、悔しさみたいなものをずっと抱えております。生きづらさとかはないけど。この悔しさは大学生にやられちゃった(簡易的な表現)時にさらに大きくなった気がします。

ちなみに下垢を作ったらバンザイマンのフォロワーが減りました。下垢フォローしなきゃいいだけの話じゃん!って思ったけど、「下ネタを明け透けなく喋っちゃう女の子」が否定されてしまっただけの話なのかなとも思います。

私だって、大学生に(略)の直後は下ネタが全く言えなかったし、自分自身の性欲を全否定して生きてました。そうしないと怖かったことつらかったことを否定しなきゃいけない気がしていたから。でも今は、それとこれとは別だと考えられるようになりました。というか元々下ネタは大好きだったし、うんこちんこおっぱいでげらげら笑っちゃう小学生の精神を持ったまま大人になっちゃった私を、単純に否定し続けることに疲れただけなんですけど。

ただこれって、「女の子は下ネタを言わない生き物」という性の決めつけがあるからこそ生まれてしまう悲しい誤解だと思うんです。逆に「男はみんな下のことが好きだろ」という決めつけで辛い気持ちになってしまう男性もいるかと思います。女らしさとか男らしさとかが見直され始めている昨今ですが、まだまだ理解度が足りないと感じます。そもそも男らしさ女らしさの記号を全く取り払うのは無理なのでは?というか本当にそれをすることだけが正しいのか?という議論もありますがとりあえず置いときましょう。これはひとりでつらつら文章を書くよりも誰かとお話しつつ考えたい案件です。

心に生きると書いて、「性」

心のままに生きることを多くの人が望んでいるなか、性について真剣に考える機会って意外と少ないのでは?と思います。この時代だからこそ、自身の性についてそれぞれより深いところで考えてみて欲しいな。私はまだ答えは出てないけど、自分の性ついて考えて、考え出したひとつひとつの要素を否定せずに抱き締めてあげられたら、他人の性も否定せずにいられるのかなって思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

注意書きとして、性別関係なしに突然下ネタを投げつけるのはやめましょう。特に配信のコメントとか気をつけてください。マナーと節度を守って下ネタを楽しもうね!

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