127ウスイロオナガシジミ

ウスイロオナガシジミは年1回、6月から7月頃に発生します。
低山でも発生しますが、主に少し標高の高い山地のミズナラやカシワが多い林に生息します。
翅裏は近似種のミズイロオナガシジミ、オナガシジミに比べると少し黄色味を帯びています。

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このときは山形での撮影で、複数の個体を観察しました。
広角で撮影した1枚です。

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今年は貴重な斑紋異常を撮影しました。
近似種で平地に多いミズイロオナガシジミではこのような異常が多く発生します。
本種では非常に稀なので幸運でした。

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群馬の高原では少し前まで降っていた雨の雫がびっしりの中での半開翅です。

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この高原は個体数も多く、今年の斑紋異常を含めて一番撮影している場所です。
全開したので、回り込んで撮影しました。
白が発達していて腹部も太いので雌だと思います。

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撮影機会はそれなりにありますが、活動時間の早朝は撮影は不可能に近いです。
各種の生態も撮影できていないので、掲載できる写真はここまでです。

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