118アイノミドリシジミ

アイノミドリシジミは山地性のゼフィルスです。
年に1回、7月頃に発生します。
雄は7時頃から10時頃が活動時間です。
メスアカミドリシジミと同様に高い位置に止まることが多いので、翅表の撮影は難しいです。
2年前に撮影した場所は距離は遠いですが、見下ろす角度で撮影できます。
少し擦れていますが、まずまず綺麗な雄です。

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もう少し金緑で撮影したいのですが、あまり飛ばない場所なので運次第です。
昨年は良い位置での撮影チャンスはなしでした。
翅裏は葉の上での良い写真がないので、吸水を掲載します。
活動が終わった雄が吸水に降りてくることが多いです。

画像2

雌は通常は赤い斑紋だけのA型ですが撮影できていません。
貴重なAB型の方が一度だけ撮影できました。

画像3

活動時間は卍飛翔が観察され、見るだけでも綺麗です。
長く続くと低い位置に降りてくることもあります。
だいぶ前の撮影ですが、ピントを固定して連写した中に良い感じに写っているものがありました。
片方は翅表が綺麗に写っていて、もう片方は翅表と翅裏が写っています。
全てのミドリシジミの中でも、ベストの1枚だと思います。

画像4

産卵はクロミドリシジミほどではないですが、高い位置なので撮影は無理だと思います。
交尾もゼフィルスは全般に難しいです。
雄の翅表は新鮮な個体を良い色で撮影したいですし、A型の雌も撮影したいです。
毎年、数回は各所で観察するのを楽しみにしている蝶です。

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