124エルタテハ
エルタテハは山地の樹林などに生息します。
年1回の発生で、7月から8月に発生し成虫で越冬します。
林道の崖などではミネラルを補給するための吸水がよく観察されます。
鮮やかな翅表が魅力的です。
ヒオドシチョウと似ていますが、一番の違いは後翅にも白紋があることです。
多くのタテハチョウと同様に翅裏は地味で目立ちません。
「L」字の白い紋が和名の由来です。
この白樺では樹液の出ている場所もあり、吸汁も観察されています。
残念ながら撮影に行った日は観察できませんでした。
樹液ではありませんが、建物の軒下での吸汁を掲載します。
ここでは複数の個体が吸汁していました。
吸蜜は4度くらい観察しています。
吸水に比べて花での吸蜜は貴重です。
素早く飛ぶので飛翔の撮影は難しいですが、飛び立ちを撮影できる機種だと撮影できます。
吸水していた個体の飛び立ちです。
産卵は越冬後なので、撮影は難しいでしょう。
交尾も多くのタテハチョウと同様にかなりの幸運が必要です。
生息地には毎年何度か行くので、会うのが楽しみな蝶の1つです。
忙しくて少し間隔が空いてしまいました。
隔週更新は努力目標に変更です。
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