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留学エージェントは使うべきか

今回は英国の大学院留学のためのエージェントと、そのサービスを利用すべきかどうかについて、私見を述べます。
結論として、英国への留学未経験なら、使うことをお勧めします。
以下、理由を詳述します。

エージェントを使うメリット

留学エージェントに関して簡潔に説明しますと、留学前のカウンセリングや大学の提案、代理出願、ビザ申請の補助、英語試験の対策(有料)等をしてくれる民間企業です。
エージェントを使う主なメリットは労力が減るということです。
英国の大学院に行きたいと思い立ってから情報収集を全て一人で行おうとすると、非常に時間がかかりますし、その調べ方や得た情報が正しいと限りません。
エージェントは長年の経験があるプロなので、その点はある程度信頼して良いでしょう。
また、英語が苦手なら、大学への問い合わせを代理で行ってくれます(エージェントの介在を認める大学のみ)。

私はEdinburgh, Manchester, Durham, Leedsの4校はエージェント経由で出願したのですが、それ以前に「人的資源管理論で有名な大学はどこか」「この大学の特徴は何か」といった質問をしたら丁寧に回答されましたし、各大学の出願要件等も日本語で説明してくれたので、書類作成はスムーズに行えました。

また、過去の出願者の志望動機書(難関校以外)も見れたのはプラスになりましたし、サービス利用者優先のオンライン大学説明会等も実施されます。

私が検討した会社

イギリスの大学院に留学する場合は、BEOかSIUKが主な選択肢となると思います。
どちらも上記に書いたサービスを提供しているのですが、BEOの方が割高なようです。
例えば、デポジットというサービス料(*)はBEOが2万円、SIUKが1万円でしたし、難関校への出願サポートは前者が490,000円(税込)である一方、後者は308,000円(税込)です。

私は両方と面談し、BEOに依頼することにしました。
過去の英国大学院留学者のブログを複数確認し、比較的スケジュール管理がしっかりしていると書いてあり、実際に私が話したBEOの担当者もしっかりとした人だったことが決め手です。
もちろん、両方と面談した結果、SIUKにした人もいます。

(*)そのエージェントを通して大学院に出願し、入学したら返金されます。

難関校への出願

難関校への出願サポートに関して、もう少し詳しく説明します。
オックスフォードやケンブリッジ、私が進学するLSE等、いくつかのいわゆる難関校と呼ばれるところは留学エージェントの介在を認めておりません。

前述のように、オックスブリッジ等難関校への出願サポートはBEOが490,000円(税込)、SIUKが308,000円(税込)で実施しております。
他の大学と違い、エージェントはそれらの大学への出願の代理はできないのですが、志望動機書添削及び英文CV添削のほか、面接対策等は1回もしくは複数回してくれます。

しかし、高額のうえ、合格保証はされず(当たり前ですが..)、さらに言えば私が出願した6校とも面接はありません。
そのため、私はBEOに2万円のデポジットだけ払ってEdinburgh等の4校の出願代理を依頼し、自身で一から情報収集し、書類を書き上げ、LSEとUCLに出願したというわけです。

まとめ

英国への留学準備が初めてであるならば、情報収集等にかかる労力を大きく減らせるのでエージェントの利用はおすすめです。
ただし、いわゆる難関校を希望する場合は、高額のサポートを検討するか自身で一から情報収集して最後までやり遂げる必要があります。



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