#111 小さい秋をひねりだせ!
お暑うございます。前回の記事(#110)で行った茅野は最高気温が28℃ということで、東京に帰りたくないと心から思いましたが、それでも8月も前半を越えると、立秋ともなると秋が来ているのではないか。夏に飽きているだけに(抱腹絶倒)!
笑ってください。
笑って!
18時前に娘を保育園から回収して、見上げると夕日の赤が雲を覆っている。まだ33℃あるらしいですがこれは秋の兆候ではないか。小さい秋見つけた! と、ふと思ったが「ちいさい秋みつけた」はあれは晩夏の歌なのか? まだまだ暑い中から秋の兆候を探す歌だったっけ? 曲調は明らかに晩秋なんだけど、もしかして、もしかすると情景は晩夏なのではないか。
いやいやそんなはづは、と各種調査をすると
もうこの時点で晩夏でないことはわかる。モズってなぁある程度秋にならないと標高の低いところまでは降りてこない、とWikipediaには書いてある。3番のはぜの葉(※ヘッダー画像参照)だって紅葉するから情緒のパーツ足りうるのだっ。
……となると、なにが小さいんだろう? そもそもの勘違いは、ここから生じている。
これはもしかすると引き籠もりの歌なのか。病弱なこどもの歌なのか。北向きの部屋、外の様子はくもりガラスで見えず、目はうつろ。昔の家だから隙間風が入ってくるとして、その冷たさではじめて秋を知る。
するってぇとなにかい、隙間風しか秋要素のない部屋ってことか。この筋からすると1番は聴覚情報だ。部屋の外から目隠し鬼をする声、モズの縄張り争いをする「ギャー」てな声。
ついでに3番も引いちゃおう。
2番を受けての3番だとすると、これはもう冷たい風をトリガーに過去の秋の記憶が一気に蘇ってきとるわけです。となると、実はこの曲における秋要素は隙間風とモズの声しかないということがわかる。たしかに小さい。
発見したからどうということはないのではありますが、朝の3時からのめり込むには非常にいいテーマだと思いました。
いよいよ颱風も準備万端だそーです。みなさまご安全に!
みなさんのおかげでまいばすのちくわや食パンに30%OFFのシールが付いているかいないかを気にせずに生きていくことができるかもしれません。よろしくお願いいたします。