えねーちけーアーカイブス #128 桜を見る会
ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNHKアーカイブス。第128回は「桜を見る会」。
時事ネタだ! と思いきや、もう「桜を見る会」、話題になったのも4年前ですわい。風化する。タイトルだけこうなので、諷刺にもならない。ただただ、桜を見る会があるならば、煮る会もあり、切る会もあっていいだろう、というほうに興味がある。
諷刺、やっていたこともうっすらあった気もするけど、自分で「これだ」というレベルに達さなかった。理想がモンティ・パイソンあたりにあるのは違いないが、往時からすると「アイデア」というのは出尽くしており、再生産しても自分で満足しなかった。で、やらなくなったのであろう……。
いまちょうど縁あって飯沢匡『武器としての笑い』を読んでいるが、それと『ユーモアは最強の武器である』(スタンフォード大のやつだ)にも書いてあったが、諷刺をする、こきおろすというのは下から上に向かってやるのがよく、ぢゃあ一番上はどうするかというと、一番上になってはじめて自虐ネタは効果を持つ、みたいなことで、はぁ、逆に、上司が部下のことをいじっちまうのは「パワハラ」であり「いぢめ」であると。そこはなんとも今様ではある。
かといってなぁ……なにがイヤかというと、端的にそうした諷刺をしていて、寄ってくるであろう人というのがわりあいに苦手なのであった。なんだかわかりませんか? わからなければよいです。別にあたしゃ連帯したくない。盆暮れの付け届けが面倒くさい……?
みなさんのおかげでまいばすのちくわや食パンに30%OFFのシールが付いているかいないかを気にせずに生きていくことができるかもしれません。よろしくお願いいたします。