#1 「はじめての記事は自己紹介やこれからやりたいことを書くのがおすすめです。」とある
noteを始めることとなった。
なにがしか書いてウケが良いと投げ銭が飛んでくるらしいからだ。
投げ銭、というと、つい五年前くらいまでは吉祥寺のライブハウスで弾き語りをしていた。
とは云ってもまともに客が入ったことはほとんどない。一人30分の持ち時間でミュージシャンが3人だったか4人だったか。出演者のほうが多い。
平日の夜、それで来る客が2人である。チケットは2000円くらいだったと思う。
投げ銭とは関係ないが、店から一杯だけ生ビールを飲ませてくれる。それがギャラのようなものである。
土日ともなるとそれなりに客のはいるイベントをしていた(オープニングアクトをさせてもらった)ので、週末の稼ぎだけで店はどうにかなっていたのだろうか。
この疫病下、あの店はどうなっているだろう。店名でググればどうなっているかわかるのだが、ググらないほうがいいかもしれない。
シュレディンガーのライブハウス。
検索結果を見なければ、潰れているか、いないか、わからない。
なお、当時の音源は自分でYoutubeにあげている。
特に誰からも感想はない。
などとつらつら書いているが、当方、本業はミュージシャンではない。
そもそもなんだか自分でもよくわからない。いちおう2003年、就職氷河期というやつの最中に出版社に勤めはしたが、そこから編プロに転がり込んだり、芸人の上前をはねたりしているうちにうっかり40になってしまった。なので、人はあたくしめの人生のどこで出会っているかによって、何屋さんだかが分かれて来るのんである。みんなその折々で需要があってやったことだ。
ここ数年はすっかり高校演劇の人になっている。高校演劇のチラシを作ったり、本を作ったり。
で、でなんです。お前は一体何なのか、と。
あ、こんな本が4月ほど上梓されました。
買ってください。じゃなかった。担当のS山さんにプロフィールなんかの情報をおまかせしていたら「エディトリアルデザイナー」にされてしまった。
えでぃとるぃありゅでじゃいぬぁー。
ぐわっ。間違ってはいないが横文字の職業だ! こっ恥ずかしい!
ぢゃあ普段、なんと名乗っているかというと、だいたいは「チラシ屋」であります。チラシを作って売っている人。わかりやしー!
さて。
ながしろばんり、40歳。
本当は文章の人間であろうと思うのです。大学も文藝学科だったし。本も出てるし。
ぢゃあ、ぢゃあぢゃあぢゃあ、自分の文章で何が出来るのかを考えよう、というのがおそらく本連載の核になるかと存じます。
で、作文屋らしく、こんごのせかいにおいてぶんげいがどういかされていくかもかんがえてみよーじゃないか、と、
ああ駄目だ、プレッシャーが強すぎて変換キーが押せない。でもやっていく。いずれ慣れてくと思う。
まぁ、
やります。
毎月5日に更新できるように、がんばります。
で、面白かったら、なんかください。
途中まで記事を見せて「おっとここから有料だぜ」という作文が出来るほどのお得情報は持ち合わせがありませんが、なんかしらの役になったら幸いだのぜ。
みなさんのおかげでまいばすのちくわや食パンに30%OFFのシールが付いているかいないかを気にせずに生きていくことができるかもしれません。よろしくお願いいたします。