えねーちけーアーカイブス #120 パンツがない
ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNHKアーカイブス。第120回は「パンツがない」。
さぁきたぞ(なにがだ)。「パンツがなくなったぞ! どこにいった!」というだけでミステリーである。ミステリーだろうか。ミステリーにはトリックがあって、明確な犯人があるものだから、本作はミステリーではないのかもしれない。UFOとパンツにはなんらかの関連性があるのだろうか。あってもよい。この「あってもよい」を書こうとしたのである。
と、書いておきながら、当時の自分自身のコメントでは<「異星人がパンツに擬態していたが、何らかの事情で帰った」ということでいいんだと思います。自分で書いててそうとしか結論がつかなんだ。>と書いており。いい加減なもんなんでございます。作者が何でも知っていると思わないほうがいい。一度手を離れてしまえば作者も読者の一人でしかない、とか。なーつかしー言論だこと。
ただ、本人も持っている問題意識と、世間様が持っている問題意識には乖離があって、乖離はあるものとして受け入れればいいのに、そこが世間とズレていると思われる恐怖心みたいなのがあると、Yahooニュースのコメントだのにさもありなんなコメントを残して賛同を得たくなるのかなと、今書いていて思ったりした。
この記事を書いている直前にめずらしくニュースに言及しながらこの有様である。だが、それさえも個とマスとは乖離しておるのじゃ。
みなさんのおかげでまいばすのちくわや食パンに30%OFFのシールが付いているかいないかを気にせずに生きていくことができるかもしれません。よろしくお願いいたします。