えねーちけーアーカイブス #52 The Drifters from the universe

　ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNながしろさんH恥のK掻き捨てアーカイブス。第52回は「Drifters from the universe」。

第88回 1000字小説バトル

　前提の話……は、いいや。前提の話がなくても読めるようにした結果、普段より設定状況に割いた字数が多い。「ドリフターズ」のもともとの「drift」というのはどういう意味が辞書を引くと「漂流」とある。ニュアンスとしてはマリオカートなんかの「ドリフト」あたりなんであろうが、いかりや長介らの集団は「漂流者たち」てなことになるんであろうか。ニンニキニキニキニンニキニキニキ……

　実際に「虚空に忽然と金盥を発生させる能力」というのはどのくらい便利なんであろうか。金盥、まだ使えるであろう、ジャケットを染めてみたり、大きなものを水洗いしてみたり、犬に水遊びをさせたり……でも「人の頭に落とす」となると完全に用途が「攻撃」になってしまうので、あんまり実生活ではやくに立たんかもしれぬ、が、大量に出して集めて金属として売ると稼ぎになったりする、のか？　異星の金盥職人の人にあやまれ！

　「サザエさん」のマスオさんが「中を開ける前に饅頭がこしあんかつぶあんか解る能力」を持っていて「こんなもの持っていてもなんの役にも立たない」って嘆く話があった気がするが、金盥ならドローンくらい落とせるかもしれない。使う日が来ないことを祈る……。