えねーちけーアーカイブス #153 瀬可博士の有意義な散歩

　ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNながしろさんH恥のK掻き捨てアーカイブス。第153回は「瀬可博士の有意義な散歩」。

第38回 1000字小説バトル

　たいして面白い小説はなしでもないので言い訳めいたことしか言えないのであるが、なにか連作になるものを模索している時期であった。で、昔から「博士と助手」コントというのをやってみたかったので瀬可博士せかはかせ、ひねり出してみたが、やはり自分に期待しているほどの面白さが生まれなかった。もう一本くらい書いていると思うが、そちらで心が折れた感がある。

　我々の世代の「博士と助手」コントといえば「岸和田博士の科学的愛情」である。ちょっと気の利いた知り合いの家には『岸和田博士の科学的愛情』全巻が揃っていたものであった。当方にも当然全巻ある。

岸和田博士の科学的愛情（１） (アフタヌーンコミックス)

　科学まんがなので当然電子書籍もあるのであった。再び12巻ぜんかんそろえてみようかしら。ブラックサンダァァアア。

　考えてみれば、おいらぁ「岸和田博士の科学的愛情」をやりたかったのかもしれないな。だが、ここまで脳のタガが外れなかった。いや、外したところでどうということもないのであるが、はずしたところで（内容的に）どうということもないものが出来上がってしまったんだろうな。
　そんなことを、つらつらと思い出した。

　博士と助手（助手じゃないけど）といえばこっちもあった。

カガクチョップ(1) (メテオCOMICS)

　絵柄とは関係なくスプラッタでグロテスク。いいぞ！