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えねーちけーアーカイブス #102 猫遣い vs 猫の話

 ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNながしろさんH恥のK掻き捨てアーカイブス。第102回は「猫遣い vs 猫の話」。

 まぁなんだ、書いてある以上のことは起こっていないが、この手の「淡々とおかしなことを云う」タイプの話の源泉はどこだったかなぁ、と考えると清水義範あたりかもしれない。

 フィネガンズ・ウェイクの文体模倣パスティーシュであるところの「船が州を上行く」あたりはキレッキレでございました。

 「自由意思のつもりでも誰かに操られているのかもしれない」という発想はともするとよくない深みにハマりがちなのではありますが、ただ、それは人間が思いつく以前に、江戸の昔から猫が「憑く」ことでおかしくさせていたということはあったっぽい。
 ぢゃあ猫がついて何をしたかというと「猫のような動きをした」てぇんであるが、全員が全員、猫に憑れてしまえば問題は解決するのですか? お、気づけば当方が質問者。

 なんの話だったか。

 猫のあつかいかたという意味では、好きなモンティ・パイソンのスケッチの中でも3本の指にははいる「ぬこ様困惑させ会社」の影響はたぶんある。

 いいんだよ、猫一匹にこの大掛かり感が……

みなさんのおかげでまいばすのちくわや食パンに30%OFFのシールが付いているかいないかを気にせずに生きていくことができるかもしれません。よろしくお願いいたします。