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ビデオ判定

先日の中日対巨人戦でホームクロスプレイがあり、タイミング的にはセーフだったが、走者のオコエ選手が上手にタッチをしてセーフになったシーンがあった。タイミング的にはセーフだったので中日はビデオ判定を求めた。結果、最初の判定通りセーフになり、自分がビデオで見てもセーフだと確信した。

しかし、捕手である木下選手は不満そうな顔で再度抗議する仕草を見せた。自分は中日ファンであるが、これは良くないと思った。ビデオ判定はわざわざ貴重な試合の時間を止めて客観的な判定をするもので、しかもその判定は中日側の要求であったからなおさらである。

プレーに熱くなっているから仕方ないと言いたいところだが、人は感情的になっても対する人によって咄嗟に感情をコントロールできるという心理学者アドラーが言及する本で読んだことがある。例として、感情的に家族に怒っている時に大事な人から電話がかかってきたら冷静に対応することができるというように。

故にこれは審判がまだなめられているということしかないと思った。大リーグであれば、判定にちょっとでも不服な様子を見せれば即退場というシーンをよく見てきた。これがビデオ判定後ならばこれもなおさらである。

このシーンでは結局その行為に対してお咎めもなく、日本の審判の柔和な部分が見られた。自分の経験ではビデオ判定に不服な態度を見せたのは今回が初めてであり、こういった前代未聞の寂しい姿が現在の中日ドラゴンズの成績を物語っていると言われてもしょうがないと思ってしまったのであった。

#野球 #クロスプレイ#ビデオ判定#審判#大リーグ#中日ドラゴンズ

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