見出し画像

ダイエット終了/Diet finished

6月30日で1月1日から始めたリベルサス薬ダイエットが終了した。76.6kgあった体重が、最大63.7kgまで落ちた。目標は65kgであったが、167cm身長の標準体重は62kgであったのと、リバウンドも考慮して、63kgを実際の目標とした。

リベルサスは、「2型糖尿病治療薬」として製造販売の承認を受けており、糖尿病患者には保険適用される。自分は糖尿病ではないので自費である。簡単な説明としては、GLP-1受容体作動薬で、インスリンの分泌を促進するなどして、血糖値を下げて、満腹感を上げ、食欲を減らすことにより痩せさせるという薬である。

ダイエット薬と言えば、怪しまれることが多いが、インフルエンサーもよく使用しており、とりわけ自分の通っている痔の病院の先生も使用して25kg痩せたということと、長期の安全性は最近開発された薬なので100%の保証はないが糖尿病になるよりはいいということで、比較的疑いもなく服用し始めた。さらに、太っていた時には、血糖値も若干高くなり始め、そして尿蛋白も若干プラスになっていて、GLP-1受容体作動薬は、同じ糖尿病、糖尿病予防薬であるsglt2阻害薬と同様に腎臓を守る作用もあるのも決め手になった。

実際に、薬の効果により、食欲はあるのだけれども、小さくなり、満腹状態を感じやすく、便秘ぎみになり、食べ過ぎると下痢気味になり、痩せることによって抵抗力も小さくなるのか体調は昔より崩れやすくなったところはあったが、ある程度辛抱してなんとか目標を達成することができた。

習慣としては、朝毎日体重を測り、その後すぐに薬を1錠飲み、30分〜2時間、飲食を控えるからすぐに朝ごはんを食べられなかったのは面倒だった。薬により、腹痛の心配から食欲が減るのと、食欲自体下がったのも大きかったが、毎日体重を測ってメモをして一喜一憂するのが大きかったと思う。やはり、前日に、炭水化物や糖質、油もの、特に食パンなどを食べた時に翌日体重を増えるのに気づき、そしてそれらのものを控えようとするのも助けたと思う。以前、岡田斗司夫さんのレコーディングダイエットというのが話題になったが、まさにその効果があった。体重減少の経過としては、2週間ほど体重が変わらない膠着状態が続き、ある日突然1kgぐらい一気に減るというのを繰り返した。

なにより、痩せて外見や身だしなみにより気を使うようになった、というより、異業種交流会に出て痩せようと思ったのか、卵が先かニワトリが先かみたいな話だが、痩せて着れない服が着れるようになり、ファッションに再び興味が出始め、お金はかかるが、健康状態もよくなり痩せることはいいことであると思った。やっぱり、人間社会は助け合って生きているので、印象や外見というのは重視すべきことに違いない。

痩せた自分の写真を数回連続でインスタやFacebookに載せて、友達などからナルシストでないかという声が聞こえてきたが、自分としては(こんなに大変だったから痩せた時ぐらいナルシストにならせてくれや)といった具合である。全然気にしておらず反応がただおもしろいだけなのだけれども。日本の人はは有名人以外、自分の写真を自分で載せるということに抵抗があるというのもあるのだろう。

すでに薬を中止して、3日になるが、すでに食欲が出てきた感じもあり、リバウンドを心配したいる。昨日、一昨日と5kmのランニングをしたり、炭水化物や糖質を減らしたりするようにはしているが、とりあえず、辛かったダイエットを思い出し、買った服を着られるよう、毎日体重を測って、なんとか体重維持をできるようにしたいと考えている。究極的には、また太ったら薬を再摂取すればいいが、できれば薬に頼らなくてもいい生活習慣を心がけたい。

#ダイエット #リベルサス#糖尿病#腎臓#sglt2阻害薬#炭水化物

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?