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書き物は見切り発車

ブログを始めて書き物が増えてくるとネタに困る時も出てくるが、自分は書きたいことを思いついた時にiPhoneのメモに箇条書きで書き留めたり工夫をしている。ただ、そのネタと言えば、一行たらずのものであり、その題名のようなものから、長いブログを毎日展開しているといった具合である。

だから、思いついてメモをとる時は、頭の中にはだいたいの内容でしかなく、書き始めて言葉が出てきて文章になっていく、すなわち、見切り発車で書き出していくことによって、文章が出来上がっていくことが多いということをブログを始めてからわかった。

Eテレの「猫も杓子も」の番組で、小説家の東山彰良さんが、小説を書く時は見切り発車が多く、書きながら書くことを思いつくことが多いと言っておられたのは共感する部分があった。

長女が夏休みに入り、おなじみの夏の生活の宿題を手伝うことになった。大人になってまで夏の生活の宿題のストレスを味わうとは思ってもみなかったが、その夏の生活の中に読書感想文のページをちらっと見かけた。小学校の頃もわりと書くことは嫌いでなかったが、読書感想文と聞くといい気分はしなかったのを覚えている。

毎日書いている自分にとって、今は読書感想文なんていくらでも書けると思うが、実際に読みたくない本を読んで、うまく書こうとする当事者になれば嫌なのかもしれない。好きなことを好きな時にかけないから。

そういった意味でも、好きなことを、好きな時に、そして見切り発車で書いていくということが、たくさん書くための秘訣なのだろう。

仕事や生活においてもまず行動して、その行動も好きなことを、思いついた時、好きな時にするのが最も効果的であり、そこから軌道修正していくことが大事と言われることに共通しているところが伺えた。夏の生活もうまく楽しめたらと思う。

#ブログ #作家#猫も杓子も#小説家#書き物#夏の生活

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