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モーツァルトと旅

先日、EテレでClassic TVのテーマがモーツァルトの回が放送されていいて、目に留まり、しばらく視聴した。その中で、モーツァルトは人生の大部分が旅であったとされ、色々なところで学び演奏を披露したとのこと。そして、モーツァルトが父に宛てた手紙が紹介され、「旅をしない芸術家惨めな人間です 卓越した才能の人間はいつも同じ場所に留まっていてはダメになります」というのが印象的であった。

自分は卓越した才能の人間ではないが、自分以外にたくさんの才能がある周りの人にとっても当てはまることではないかと思った。もう少し色々な世界を見れば、もっと柔軟な発想になり個性をもっと活かせるのではと思うことである。

自分の旅といえば、学生時代に青春18切符での48時間どんこ列車の旅、西は東京から鹿児島まで、同じく東京から北海道までの旅をしたりして、コレクター精神も加わり、結果的に長崎県以外の都道府県を全て通ったことがある県となった。留学中には、アメリカの中西部や北東地域に飛行機や列車での一人旅をしたりした。正直なところ、特にアメリカでは出かける前に治安などを考えると一人旅が心配で緊張したのが事実だったが、今挑戦しなかったことを考えるとぞっとするし、とてもいい経験となった。

地元に戻ってきてからは、子育てが中心ということもあり、旅はほとんどできていない。そのために柔軟な発想ができず、最近の周りの人に対しての見下した言い方につながっていると言えば甘えているという言葉が聞こえてきそうだが、自分の中では一つの要因であるとも思う。まぁおそらくつべこべ言うほど努力をしていないということだろう。ただそのモーツァルトの言葉がとても印象的で綺麗な言葉であったから、一つ書き留めておきたいと思ったのであった。

#モーツァルト #旅#Eテレ#ClassicTV

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