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子供は老人のように恥ずかしがらずに自慢できる

先日、長女が音楽教室の後帰る時に音楽教室のお友達にうちの車の後部座席にテレビ、DVDがあると自慢した。子供が言うことだし、長女は自慢というよりただ素直に紹介をしたかっただろうから全然いいが、お友達のお母さんもいたから少し恥ずかしい気持ちにもなった。そんな恥ずかしい気持ちになる自分も少し嫌だった。

そこでふと思ったのは、子供や老人は中間の世代からは「あれっ?」と思うような行動や発言をすることが多いのではないかということだった。前にも、人間ピラミッドと言って40代ぐらいをピラミッドの頂点として1番若い世代と1番年寄りの世代が1番端として似てくると言うことを書いた。

誰もがではないが、老人も自分の子供の学歴とか仕事とか比較的多く自慢することを今までよく見かけた。同じように特に悪気もないのだろう。もっと若い時は横で聞いていて恥ずかしさや苛立ちも覚えたが、今はほとんど気にしない。そういった似てくる原因として、体の未熟さや老化で、子供や老人は自分一人でできる量が、大雑把に言えば体力も似ているからということがあるのではないかと思った。自慢というのは自分の充実感で増減したりするからである。自分が充実していれば自慢することも少なくなる。体力が小さくなるほどできることは少なくなり不足した心を自慢で補おうとしやすい。

現役バリバリの中間世代として、子供のすることについてはある程度許容があるが、老人に対する許容は比較的低いので、ある程度子供に対するのと同じように老人に対しても許容を増やさなければいけないと感じた。自分は子供の頃に許容されてきたし、今後年をとったら許容してもらわなければならないし、いろいろな世代と社会を歩むということは避けられないのであるから。

#教育 #人間ピラミッド#自慢#子供#老人

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