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ストレッチボアでぬいぐるみを作ってみた

ソフトボアなどの生地を販売しているグッズプロ様から発売される
「ストレッチボア(おもちボア)」でぬいぐるみを作った感想をまとめました!
販売されているソフトボアと比較しながら作りましたので、ストレッチボア気になる!という方のご参考になれば幸いです。

①生地について

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毛足は短めで密度がある感じ。横はしっかり伸びます!縦も若干伸びます。ソフトボアと比べると毛足はソフトボアの方が長く、厚みはストレッチボアの方が厚いです。ほつれはソフトボアと大差ないかと思います。印付けは鉛筆タイプのチャコでは書きずらいのでフェルトペンタイプの様なのが良いかと思います。伸び方の違いの動画はTwitter参照です!
(今回ソフトボアはオーカー S-0728を使用)

②縫製について

手のひらサイズのぬいぐるみでしたら通常のミシン糸でも縫うことはできました。
ですが、伸びる生地なので大きめ作品や洋服など
生地に負荷がかかるものに使うときはレジロンなどニット用の糸の方が安心かなと思います。

ミシンで縫ってみた感想はソフトボアより伸びる分、縫いずらいです。
進みが悪いというか、噛んじゃう感じがあるので、「ストレッチ生地、縫い方」等の検索で出てくるやり方を試してもよいかもしれません。
また、油断するとずれるので、今回の試した2枚はぎ以上のぬいぐるみのような型は合印多めにしてこまめに合わせる様な感じがいいかもです。

③仕上がりについて

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同じ量の手芸綿を詰めましたが、ソフトボアより一回り大きくなりました。
ソフトボアはそこまで伸びないのでいっぱい詰めると“みちっと”した感じ。
ストレッチボアは伸びるスペースがあるので形が出るまで詰めても“ふわっと”した感じになりました。
また、カーブがきれいに出てくれる印象でした。

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横のがよく伸びるので、このぬいぐるみでは全長の方が特に大きくなってます。高さはそこまで大きい変化はなかったです。

④仕上がりについて―補足

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円の2枚はぎにプラワッシャーで目を付けたサンプルでの比較です。
同じ厚みになるまでしっかりめに詰めました。
やはりよく伸びる横におおきくなりました。目の位置もちょっと変わりましたね。
重さ:ソフトボア22g
   ストレッチボア25g
大きさ:ソフトボアに対して
    ストレッチボア縦約10%横約14%大きくなりました
※糸はレジロン使用
 糸や綿の種類、縫い代により変わるかと思います。参考程度に。

⑤使ってみて感想&おすすめの使い方

良かったところはなんといっても触り心地!!『おもちボア』の名の通りもっちりした仕上がりになります。
気になったところは、ミシンで縫うには少し慣れが必要かと思います。
手縫いは試していないですが、ソフトボアと比べると伸びるのと厚みがあるので、ぬいぐるみであれば、ずれないように待ち針や合印で工夫すればきれいに仕上がるかと思います。
おすすめの使い方はもちもちし甲斐のある大きめのぬいぐるみやクッションなどです!
また、丸い形の物はきれいに形が作りやすいので伸びない生地よりダーツを少な目にできるかも?

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いかがでしたでしょうか。
グッズプロ様のTwitterアカウントはこちら→【@goods_pro】
今回はTwitterでのモニターキャンペーンにでご縁があり、このような機会をいただくことができました。
ストレッチボアの使用感が少しでも伝わればと思います。

ちなみに、今回作った手乗りモルモットさんは手作りキットでの販売を準備中でございます!
ソフトボアでもストレッチボアでもいい感じに仕上がったので好みの子が作れます。
販売準備が整いましたらまたお知らせしますのでこちらもどうぞよろしくお願い致します。

サポートはぬいぐるみの新作開発費に使わせていただきます!