見出し画像

BG2, ToB, 第8章、心臓を取り戻したナイアリー、母心復活

     ***ストーリー上のイベント、ネタバレ注意!***




<ミールの森にて。不死身の巨人の育ての親ナイアリーは、彼が自分を捨てて出て行ったことを恨み、復讐を誓い、彼が不死身になるため魔法をかけて燃やしている心臓と、彼が自分から奪った心臓を取り返して来てくれれば、彼の心臓の火を消して不死身でなくすと主人公に約束した。主人公は2つの心臓を約束通り持って来たが…>

ナイアリー
「それだ、それ…とうとうナイアリー自分の心臓取り戻した。ナイアリー心臓ある感じ忘れてたよ、ずっと。昔の思い出いっぱいだ…ナイアリー悲しくなる」
「それから、ほれ…終わったよ、簡単、そう。あの子の心臓、いまは冷たくなった。冷たい…あの子の昔のお母さんみたいに冷たい」
「あんた…あんた、あの子傷つけるつもり、そうね?ダメ…ダメ、ナイアリー何してしまったか?!かわいそう、バールの子(主人公のこと)あの子傷つけるつもりだ!ナイアリー絶対バールの子止める!」
ラサード
「母の愛は、結局すべてに勝るもののようですね」
ヴァリガー
「やっぱりな。泣き落としといて引っ掛けようって魂胆だったんだ。もう一度あのガラクタをあいつの胸から引っ張り出して、始末をつけてやろうじゃないか!」


*ナイアリーの豹変に対するNPCのセリフにはそれぞれの性格がよく出ている。ラサードは純情、ヴァリガーは激越。なおエルダリスは「皮肉だな、失った心を取り戻すことで不実な息子への愛に再び目覚めるとは。感傷のあまり啜り泣くところだよ、もしこのあと戦闘が控えてるんでなきゃ」と言う(エルダリスはもと舞台俳優)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?