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こだわりの家を持つために

家を建てることを最初に考えるタイミングは、家族が増えたタイミングが多いといいます。

お子さんが誕生し、幼稚生ぐらいになると子育ても一息つき、『小学校入学前に家が欲しいな』なんて気持ちがムクムク湧くそうです。

お子さんの教育を考えた時、やはり学区は大切だそうで、人気の学区の土地は、価格が上昇しています。
人気の学区はさらに、便利な市街地にあることが多いため、賃貸の相場も高め。結果、「賃貸に住み続けるよりも家を建ててしまった方が資産にもなるし、お得」と考え、「持ち家>賃貸」と気持ちが固まるそうです。

大体の人が同じように考えるため、人気のエリアで土地を購入しようと思うと、スピード勝負となるようです。
大きな買い物となるにも関わらず、不動産屋さんは決断を待ってくれなかったり、値引きもしてくれなかったり、そんな話をちらほら聞きます。

結果、多くの方が予算以上の価格で宅地を購入することになり、建物にかけられる費用が年々、減少傾向にあるようです。

しかし、一生に一度の住宅づくり。みなさん、一生懸命こだわって家づくりをしたいと思われるのが当然です。こだわりたいけれど予算がない、そんなジレンマに悩まされます。

誰しもが無尽蔵に家づくりに予算をかけれない時代。節約するところはしっかり節約し、かけるところにしっかり予算をかけることが満足度の高い家づくりのコツです。

「子供が増えて賃貸だと手狭だから」「子供がもうすぐ小学校だから」「周りのみんなが家を買ったから何となく」という感じで、家づくりを始めると、必ず陥る「こだわりたいけど予算がない」スパイラル。
このスパイラルにはまってしまった時は、一旦立ち止まって「本当に欲しい家」を考えることが、オススメの解決方法です。

「本当に欲しい家」は「ひとつだけ夢が叶う家」と言い換えるとわかりやすいかもしれません。どうやら人は、夢がたくさん叶うと思うと、あれもこれもと欲がでてきて、悩んでしまうようです。
一つだけ夢が叶うとしたら、何を叶えたいですか?意外に悩まずに本当に欲しいものが見えてくるかもしれません。

「何となく欲しいもの」を潔く諦めることは、逆に「本当に欲しいもの」が明確になります。限られた予算を本当に欲しいものにかけられると満足度の高い家となります。

こだわりの家を建てるためには、まず第一に土地の価格を下げれないか検討すること。そして第二に、家を建てることで実現したい夢をひとつに絞ること。そうすれば、意外に予算に余裕ができてその他の夢も叶ってしまう、なんてことが起きるかもしれません。

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