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日本に精神疾患が多い理由

皆さんこんばんは。Bankinです。

本日Twitterで気になるニュースを見つけました。

この記事についてすこし考察したいと思います。

「休みます」と言えていますか?

皆さんは自分の勤めている会社に休みたいとはっきり言えますか?

言える人はなかなかいないのではないでしょうか。でもここで疑問が生じます。なぜ休みたいと言えないんでしょうか?

有給は残っているし、仕事もしっかりこなしている。心が疲弊してしまっていても休みたいと言えない。
なぜこんなことになるのか。それは昔ながらの日本の家庭教育に原因があるのではないかと思います。

子供に夢を見る大人たち

親というのは子供に幸せになってほしいと思うものであり、そのために衣食住を与えて、お金をかけて教育します。

これは至って健全。ならここで質問。
もしあなたの子供が学校を休みたいと言ったらどうしますか?

いきたくない理由を聞きますか?
理由がないなら怒ってでも学校に行かせますか?

この質問の答えで良くない家庭教育が見えてくると思います。

三つの期待

子供に対して期待しない親などいないと思いますが、今からあげる三つの期待はあなたの子供を追い込み負担をかけてしまいます。

1、休まず頑張る
 日本ではなぜか休まず頑張ることが偉いとされています。確かに休まず何かをやり遂げることはすごいことです。しかしそれを強要させたり、無理にさせようとするのはどうでしょうか?

2、文句を言わずに頑張る
 大人が環境や条件を子供に与えてやるという考え方自体古い気がしますが、大人が与えたものに間違いはない。だから文句を言わずやってみろ。というのはそもそも考え方がおかしい。

3、一人で頑張る
 周りに迷惑をかけない、人に頼ってはいけない。自分の問題は自分で考え解決する、それを自立という。そんな教育あったんだなと驚愕します。
そんな教育している人は自立という意味をもう一度考え直して欲しいですね。

この三つの期待を子供にして教育しているのだとしたらいますぐやめましょう。

そして考えてみてください。これらの期待とは社会でも根強く持たれているいわゆる「優秀な人」ではありませんか?

この三つの期待に応えられる人は優秀な人ではなく、ただのマシーンか尋常じゃない精神の持ち主です。

結果的に今の役職についているような人はこのような期待を親から受けて、このような人が優秀なんだと勘違いし、それを社員に伝える。

そしてこのような期待を受けて社会人になり、休まず文句を言わず一人で頑張らなければならないという考えが日本の精神疾患を増やす原因なんではないかと思います。

終わりに

いかがだったでしょうか?

辛いときは休むべきだし、弱音や文句を溜め込んではいけないし、一人でできることなんて限られています。

時代はどんどん進歩していきます。

昔の教育ではもう通用しません。でも人はかわれない人がほとんど。

だからと言って自分が変わらなくていいのではなく、周りが変われないからこそ自分は変わっていきましょう。

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