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子育ての願いを見つけるワークショップ。

5月17日、ららぽーと湘南平塚のSHONAN TREE HOUSEで、子育ての願いを見つけるワークショップを開催させてもらいました。
ママたちが集まってくれて、お一人ずつ思いを聞かせてもらったり、グループワークとして他の方といろいろな思いを分かち合いながらワークをさせていただいたりと皆さんのニーズに合わせていろんな思いを聞かせていただきました。

 自分の願いって何ですか?とお聴きすると、
お母さんは自分の子どもや旦那さんのこと、この家族がどうなっていったらいいのかということを沢山話をしてくれました。
 でもお母さん自身の本当の願いはなんですか?とお聴きしたとき、皆さん「本当に自分が望んでることって何だろう…」と考え込んでいました。

 日々、自分の大事な子ども命を守り、家庭を支えているお母さんたちが、自分のことを差し置いて誰かのために頑張っていると、自分が本当に望んでいることを思い出せなくなってしまうのですよね。
 自分のことより子どもや家族のことを考えて過ごさなければいけないくらい日常がとっても大変だということですよね。
お母さんたちが、「誰も助けてくれないんだから、自分が自分の子どもを守るしかない、自分で解決するしかないんだ」と、歯を食いしばってきたからこそ、今の家族の幸せがあるのも確かです。

 実は、お母さんたちが自分の人生をいきいきと生きることこそが、子どもたちにこの世界との向き合い方を伝え、子どもたちが生きる力にもつながるのかなと思います。

 今日はお母さんたちに本当の自分の願いを自分にきいてもらうという体験をしてもらいました。
 自分がどんな人たちに支えられていて、理想の未来のためにはこれからどんな人たちに会ってきたいのか、その人たちがどのようなことを理解し、支えてくれたら安心して過ごせそうなのか考えてくださいました。

 実はたくさん支えたいと思ってくれる人がいることに気がついて、その中で安心安全な関わりをするために、必要なことは何か、自分が大事にしている価値観は何か、子どもが安心してさせるためにはどんな社会になってているといいのか、たくさん思いを聞かせてくださいました。

 今日をきっかけに、お母さんたちの潜在意識がほんとにもっとこんなことを望んでたんだ話を聞いてよ!って言ってくるかもしれません。 
 今まで無関係だと思っていた人たちが、実はたくさん支えてくれていたと言うことに気がつくかもしれません。

 自分には何もない、
どうすれば社会貢献できるのか、喜んでもらえるのか、どうしたら自分の使命を果たすことができるのか、どうしたら地域を育てることができるのか…
たくさんの人を支えたい、地域を作りたい、安心安全な社会を作りたい
 そんな願いを聴かせてくださいました。

 でも、今まで皆さんが歩んできた人生の中に、人が喜んでくれたこと、人と思いを分かち合えたことも沢山あるし、地域の人を育て、子どもを育て、繋がりを育んできたのです。
 皆さんそれぞれがたくさんの経験をしていて、それこそ自分の価値なんです。今日はそれを思い出していただくこともきっかけになったかなと思います。

 また、嫌なこと、苦手なことに対しても、我慢していることに気が付かなかったり、やるべきことだと思っていたり、今こんな場所で言っても問題が解決しない、今ここで話してしまった自分を保てない…等と感じていらっしゃる方もいました。
 
 人を支え続けてきた人こそ、自分の声を聞いてほしいし、いつでも話せる場所が必要だなと思いました。
 また機会があればお話を伺えたらいいなと思っているところです。

今日は素敵な方々に素敵な想いを聴かせていただき、私が学ばせていただきました。

機会をくださった、ママぎゅっとの宇佐美さん、SHONAN TREE HOUSEの皆様、有難うございました。


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