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奇跡の1日

11月8日、タイでは、さまざまな偶然が重なる素晴らしい1日になりました。

ロイクラトン祭り、満月、皆既月食…
今年は3年ぶりの開催とあって、盛り上がっていました。

わたしはタイに来てから、初めてのロイクラトン祭りでした。

タイ語で「ロイ」は「浮く」、「クラトン」は「灯篭」を意味しています。キャンドルや花で飾ったクラトンを水面に浮かべます。クラトンの土台は、バナナの木、装飾はバナナの葉が使われることが多いため、なんともタイらしいお祭りですね。

タイ人はこの行いを、悪運やネガティブな気持ちを払い、幸運やポジティブな気持ちをもたらす方法だと信じているそうです。また、水の女神に敬意を表しているとも言われています。

一説によると、人間が川の水を汚すことを女神に対してお詫びをするというという意味合いがあるそうです。

私はこの話を聞いて、矛盾しか感じませんでした。川の女神様に、日常的に川を汚していることを謝っていながら、灯籠流しという、川を汚すような行為をしていいのかということを感じました。

最近では環境のことを考えて、完全に水に溶けるものや、魚の餌が材料のものもあります。
私も、少しでも環境のことを考えて、魚の餌になるクラトンを流しました。

パンで作られたクラトン


タイに住んで1年ほど経ちますが、日本人よりも、タイ人の祭りに込める思いが強いような気がします。

また、水に関係するお祭りも多い気がします。

祭りひとつでも、文化が現れますね。貴重な体験をさせていただきました。 

私も川の女神様に感謝しながら、クラトンを流しました。いつもごめんなさい。そして、ありがとうございます🙇‍♀️


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