『龍と苺(1)』を読みました📚️
これは中学2年生の藍田苺が将棋と出会い、
将棋の才能をみるみる伸ばしていくストーリーです。
控えめに言って…最高でした✨
なんといっても惹かれるポイントは、
苺の将棋の才能と、強靭的な精神力。
とくに精神力は生半可なものではありません。
苺は全てにおいて「命を懸ける」 のです。
命懸けで何かをしたい苺が出会ったのは、
将棋でした。
スクールカウンセラーの宮村と出会い、
ルールを覚えたばかりの将棋で
命を懸けた勝負をすることになります。
初めての勝負で粘り強さを見せるも、
二歩で反則負けをしてしまいます。
苺は負けたその瞬間、窓から飛び降りようとしたのです。
幸い、宮村によってなんとか命は助かったりました。宮村は本気で命を懸け、一手ごとに強くなる苺の才能に惹かれ、将棋大会に連れて行くことにしました。
そこでも遺憾なく才能を発揮し、名だたる人たちを倒し、ついには優勝してしまうのです。
そこで終わりではなく、将棋大会を観に来ていたプロ棋士の伊鶴八段と対局することになります。
あまりの展開の速さに、心が落ち着かない部分が多いのですが、とにかく面白い。
そして、体の中の何かが疼いて熱くなれます。
苺はどんな相手でも、何があっても、
強い心で挑戦します。
だからこそ、土壇場に強く、どこまでもどこまでも強くなれます。
苺が言ったセリフで、印象的だったことがあります。
本気で打ち込めるものが見つかった苺の今後の展開に目が離せません。
すっかり虜になってしまったので、
2巻もしっかり楽しみたいと思います。
読んでくださり、ありがとうございました𓅓
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