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”自分”のためにプロになれ!|すべての働く人におすすめしたい豊田章男社長の年頭挨拶動画(2019年1月8日)

豊田章男社長の年頭挨拶(2019年1月8日)は、2022年の今になっても何度も見返す大好きな動画の一つで、「”自分”のためにプロになれ!」というタイトルのYoutube動画です。

動画は、豊田章男社長が考える「プロとは何か」という説明から始まり、最後は、”自分”のためにプロになってほしいというメッセージで終わります。

動画自体は社内の方々に向けたメッセージではありますが、業種や立場などに関係なく、「プロであること」を意識して働いている世のすべての人に勇気と活力を与えてくれる動画だと思っています。

私自身、この動画からプロとして仕事をすることの大切さを改めて学ばせていただき、今でも自分の仕事の糧となっています。

プロとは何か?

豊田章男社長は、動画の最初の方で”プロ”について、以下のように述べています。

私が考えるプロとは、一芸に秀でた「専門性」を持つ人です。さらには、謙虚に、素直に自らの一芸と向き合い、努力を続ける。そんな姿を背中で見せて、まわりに影響を与えられる「人間力」を持った人です。

社長年頭挨拶(2019年1月8日)より引用

プロとは何か?という題に対し、「専門性」だけでなく「人間力」も持った人、という表現をされているのが印象的でした。

動画内では具体的な説明として、プロの人たち(オヤジさんたち)の在り方について共有されていました。

技術を極め、人を率いるリーダーとしても活躍する人同士が、すぐに心ひとつになれるのは、「技能という共通言語を持った、正真正銘のプロ同士だから」という表現をされていたのもまた印象に残っています。

タイで働いている人・事業を行っている人の中にも、行っている事業や領域において、高度な専門性と強い探究心をもって仕事に挑み、その姿勢で周囲に好影響を与えている”プロ”がたくさんいます。

私自身も、こうした方々から刺激を受け、”プロ”としての誇りをもって仕事に取り組み、周囲の人に好影響を与えられる人でありたいと思うことが多々あります。

自分のために、自分を磨き続ける

動画の最後の方で、イチロー選手との会話の動画が流れた後に、豊田章男社長はこのようなことも述べていました。

皆さんは、自分のために、自分を磨き続けて下さい。トヨタの看板が無くても、外で勝負できるプロを目指してください。

社長年頭挨拶(2019年1月8日)より引用

このメッセージは、今の変化の時代に生きるすべてのひとたちに届くべき言葉だと思いました。

さまざまな情勢から、”個の時代”なんていう言葉もでてきている今、会社などの”看板”が無くても、外でやっていける力をつけることの重要性は日々高まっていると感じています。

また、経営者をはじめとする組織マネジメントに関わる人も、こうした流れを考慮した上でのマネジメントが求められてくるのだろうとも思いました。

とても良い動画なので、見たことがない方はぜひ!

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