インフィニティ・プール
ブランドン・クローネンバーグ監督作。ブランドン監督といえば、ここでも触れた『ポゼッサー』がある。『ポゼッサー』は一度鑑賞後、しばらく内容を忘れていて、もう一度見直してたら好きになったということがあった。なので、かなり期待を持ってみたが、期待以上であった。
物語の構造としては、都会から隔離された場所に行った主人公がとんでもないことに巻きこまれるという、構造としては、アリ・アスター監督の『ミッドサマー』と同じなのだが(テーマは違う訳だが)、私との相性としては、本作の方が断然合う。よくぞこれだけ私の観たいものをやってくれるという快感がある。これは感性なので、他人と共有はできないかもしれないが、私にとってはそういうもの。
ところで、本作にはミア・ゴスが登場するが、『X』『Pearl』と大枠では同じキャラ。もうこういう役専門俳優ということで、それはそれでいいのだが、もう登場した瞬間から「ファンです」と言うもののこっちはミザリー的な予感しかしないという…
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