アイアンクロー

私はそこそこプロレスを観ていた時期もあるが、この映画の中心であるフォン・エリック家のことは知らなかった。事前情報についてもそこそこで鑑賞。

本作は、プロセスを扱うにしては、まず絵の美しさが目をひく。演出も、一家に起きる悲劇をそのものは写さず、控え目に表現しているのも印象的。プロレスには似つかわしくないようだが、どうして、試合などはプロセスのエッセンスを正しく伝えており、プロレス映画としても傑作と思う。

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