Song for you 2022

森口博子さんのアコースティックライブ『Song for you 2022』デイズで、草月ホールに行ってきた。
この2日間は実は大変な日で…まず、初日11/27は、サッカーワールドカップカタール大会の1次リーグ第2戦で、日本がコスタリカと対戦するまさにその時間帯。サッカー興味ない人は関係ないだろうが、究極の選択を迫られた人も多かったのではないか。というのも帰り道、「アディッショナルタイム…もう無理」という声が漏れ聞こえてきたりした(え?負けてんの?と驚いたが)。そして月曜日は…別の大事なイベントと、30分遅れでもろかぶり。一応はしごは試みたものの…無理だったよ。そんな中、よくお客さん集まった。まあ究極の選択でもこっち選ぶけどね!

ところで、私の博子歴は長い。長いは長いが、あまり大きな顔をできないのはブランクがあるからである。大きく分けると、バラドル追っかけ期~フェードアウト~KING SUPER LIVE2015で中復活~GUNDAM SONG COVERSで大復活という感じデス。なので、私も今やファンクラブ(ClubM)会員なので会員席というか前の方なのが、周囲の方は長年の団結力があって、遠い存在に感じてしまいます。で、そのファン席、初日は7列目だったのが、2日めはなんと、前から2列めのほぼ真ん中!昇天しそうな近さでした。

そんな深いようで浅いファンの私には、このアコースティックライブの大人の雰囲気が新鮮。オープニングの『Song for you』に続いて披露したのは、なんと私も好きな'89年のアルバムから2曲、『Last, Last Dance』と、『SAMURAI HEART(サムライハートの英語バージョン)』。『Last, Last Dance』は、オリジナルから半音下げるのをほんと直前に決めたそうだが、そんなに直前で歌えるものかね。単純にすごいとしか言いようがない。『SAMURAI HEART』は、本人曰く「当時のカタカナ英語の癖が抜けなくて困る」だそうだが、もちろん、今の方がこなれてますよ。当時は、「大人びた歌を歌うんだな~」と思ったものだが、このアルバムの曲達こそ、今の大人の博子さまにぴったりではないか。どんどん、むしろアルバムごとセルフカバーしてもいいくらい。

ゲスト1日目の木根尚登さんは、博子さんより一回り?上と思うが、お若い!ここは当然、BEYOND THE TIMEいくでしょ。2日目の平松愛理さんは、博子さんと同じ匂いを感じますよ。そのせいか、博子さんは終始ニコニコしていて、「部屋とYシャツと私」で、自分のパートを待っている時の顔が今回ベストでした。

あとは、ガンダム曲コーナーで、『水の星』ライブ初披露の『いまはおやすみ(凄惨な歌詞だよねえ)』、それに、今回のグッズ、カスタネットを使った『鳥籠の少年』。これは事前のYoutubeで練習したから、大体は大丈夫だった。これは今後もカスタネットの登場はあるかもしれない。グッズで買ったタオルよりは出番ありそう。てか、今回、前回ライブの「Starry People」のペンライト持ってきたけど、意外にみんな使わないね!ガンダム曲の時くらい、使ってもいいじゃん!

それから、アルバム『蒼い生命』から『ポジション』と、『陽だまりのある場所』。『ポジション』は、カバー曲から急にあしかえたらしい。最初、私はこの曲は別になんでもなかったが、ライブを経るごとにどんどん好きになっていった。さすがライブ映えのする曲。『陽だまりのある場所』は、本人が、「絶対泣いてしまうけど泣かないようにがんばる」と予告した上で、両日とも失敗。リベンジに期待しましょう…って、どうやってレコーディングしたんだろこれw

ラス曲は、『ETERNAL WIND』で、アンコール曲が『Ubugoe』。『Ubugoe』はすっかり代表曲の風格。ライブでこれを歌ってくれただけで幸せな気持ちになって帰れますわ。

ということで、代償として色々捨ててきましたが、やはり来てよかった。

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