見出し画像

#6 中国パスポートの更新方法

こんにちは。

2か月ほど前(2021年10月)ですが、中国パスポートを日本で10年ぶりに更新しました。ネット上には中国パスポート更新に関する新旧の情報が入り乱れており、初めはどうやって申請すればよいのかよく分からなかったので、中国パスポートの申請方法を本記事にまとめてみました

※本記事の内容は、私が実際にパスポートを更新した2021年10月時点での情報になります。

1.どこで申請するか

 まず一番重要な情報ですが、中国大使館の通知(こちら)にあるように、2021年9月より中国パスポートの更新はすべて中国領事アプリ(こちら)から行うことになりました。appストアで「中国領事」と検索してもOKです。これまではオンライン予約サイトで来館予約を行い、実際に大使館に出向く必要がありましたが、スマホ上のみでパスポート更新が簡単にできるようになっています。なお、中国大使館ホームページには上記来館予約サイトや古い申請方法に関する情報がまだ残っていますので、お間違えの無いようご注意ください。

2.中国領事アプリの使用方法

 これがなかなかのくせ者でした。。。パスポートの申請には、アプリ内でユーザー登録する必要がありますが、なんと中国国内の電話番号が必要になります(!)国番号が+86から変更できない仕様になっています。私は両親が中国に住んでいるため、両親の中国の電話番号を借りて何とかユーザー登録できました。しかし、この手段を使えない人はどうすれば良いのかは残念ながら分かりません。大使館に直接問い合わせてみるか、パスポート更新の代行業者にお願いしたほうが良いかもしれません。
 第一関門を突破したら、トップページから「パスポート/旅行証」に進みます。ご自身のパスポートを片手に、必要な情報を入力していってください。必要情報を入力し終えると、書類をアップロードするページに移ります。人によって必要書類は異なると思いますが、私は「パスポートの1ページ目、在留カードの表裏、証明写真」をアップロードしました。証明写真は画質や構成の細かい指定があり、私の場合1回目の画質が不十分で、後日連絡があり写真をアップロードしなおしました。
 ここまで完了すれば、第二関門・手続き費用の支払いです。なんと、支払いはWechatペイのような中国のQRコード決済しか受け付けておりません(笑)銀行振込みやクレジットカード決済には残念ながら対応していませんでした。。。私はWechatペイを使用できるように設定していたので、問題なく支払えましたが、これまた使用できない場合どうすればいいかは分かりません、大使館に問い合わせてみましょう。(※個人的には、今後中国に行くことがあるのなら、Wechatペイは絶対に設定しておいた方がいいと思います。)
 支払いが無事完了したら、ひとまず申請完了です。参考までに、アプリ内で本人認証するページがありますが、私はランク4の顔認証がどうしてもうまくいきませんでした。ただ、顔認証できなくても普通にパスポートを更新できたので、結果オーライです(笑)

3.その後の流れ

 申請のステータスが更新されていくので、それに従って逐次対応を行います。現在のステータスは、アプリ中のマイページから確認可能です。各段階に要する営業日はマイページに記載があり、私の場合はほとんど記載通りに進みました。アプリからの通知をタイムリーに受け取れるよう、スマホを設定しておくことをお薦めします。
 以下、私の場合の流れをざっくり箇条書きでまとめます。(〇日後の表記は、申請完了からの日数です。)
----------------------
・申請完了
・3日後:写真更新の依頼→当日中に写真の更新。
・5日後:ステータスが「再審中」に変更。
・10日後に、①名前、申請番号、Wechat支払日・金額を記載した紙、②旧パスポート、③証明写真2枚、④代金引換(郵便局でもらえます)の伝票、を所定の住所に発送。
・12日後:ステータスが「再審通過、パスポート発行待ち」に変更。
・19日後:ステータスが「パスポート発行完了」に変更。
・21日後:ステータスが「パスポート発送済」に変更。
・23日後:代引きで新旧パスポートを受け取った。
----------------------

4.まとめ

 2つの関門(中国の電話番号、Wechatペイ決済)さえ乗り切れば、総じて手続きは分かりやすく、スムーズだったと思います大使館に行く必要も、オンライン面接もありませんでした。1か月以内にパスポート更新を完了させることができました。この記事が参考になったら、ぜひ「いいね!」ボタンを押していただけると嬉しいです!

ではでは。

参考にしたリンク先:こちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?