鉄道と家庭学校 家庭学校その4
家庭学校が開校した1914年(大正3)に家庭学校所在地の遠軽には鉄道が開通していませんでした。留岡幸助氏は家庭的な教育、厳しい大自然の中での教育、そして宗教的な教育の場を現在地に求めました。
1914年(大正3)北海道線路図
家庭学校北海道分校が開校した1914年10月5日には留辺蘂駅から下生田原駅(現安国駅)までが開通(鉄道院湧別軽便線)していましたが、留岡幸助氏が家庭学校分校開校のために遠軽にやってきたのは、7月末でしたので、幸助一行は留辺蘂から遠軽までのおよそ4