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5/17 動きづらいマーケット

あいさつ

兼業トレーダーのBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資4年目/テクニカル4割/ファンダ6割/兼業トレーダー/ファンダを勉強中でnoteはアウトプットの場として活用中❕

ファンダメンタルズ

昨日の値動き


米株指数➡️米金利↗️ドル↗️円➡️ユーロ↗️
ポンド↘️豪ドル↘️ニュージー➡️カナダ↗️原油↘️

株式市場:ダウ、ナスダック、SP500の3指数はバラバラの動きになりました。ダウとSP500は下落し、ナスダックだけ上昇しています。結果的には小幅な取引で終わり、債務上限問題で明らかな解決策が出ない限りボラは小さくなる可能性があります。

国債市場:FRBの目論みとして、これからは金利を引き上げるよりも長い期間で高金利を維持する方向への発言や経済指標の結果を受けて2年債利回り(金利)が上昇しています。10年債利回りも上昇はしていますが、金融政策に敏感な短期債の方が上昇しています。

為替市場:金利が上昇した事で、ドルが買われドルストレートは全て下落、円はまちまちなのでクロス円もまちまちになっています。ドル円はドルが買われた影響で、一時136.68を付けるまで上昇しました。

原油:小売売上高やIEAが強気な見通しを示したにも関わらず弱気に転じたのは、中国の需要が弱まったことで売られました。アメリカの債務上限問題でリスク資産は敬遠気味で頭を抑える形になっています。



小売売上高

インフレや高い借り入れコストといった逆風の中でも消費が持ちこたえており、4月の米小売売上高は予想は下回ったものの前月比で増加し、3カ月ぶりにプラスとなりました。低失業率と着実な賃金の伸びがモノへの需要を支えていることが示唆されています。結果は以下のとおりです。

総合 前回-0.7 予想0.8 結果0.4
コア 前回-0.5 予想0.4 結果0.4

マーケットの反応は一時的にドル安で反応するも、内容が13カテゴリーのうち7つで増加していることが分かるとドル買いになり、またNYタイムでは要人発言や金利の上昇で最終的にはドル高へ転じました。

小売売上高はインフレ項目の中でサービス分野のカテゴリーが1つしかないため、消費環境全般について確かなる結論を導き出すのは難しい指標です。また、予想よりぶれる可能性が高いので、雇用統計やCPIに比べれば注目度が落ちる指標です。ただ、データには変わりが無いので、小売市場は強いんだと思っておけば大丈夫かと思います。これからはインフレ関連の指標より雇用関連の指標の方が注目されそうです。

Fed Watch 5/17




要人発言

・FRBメスター総裁(投票権なし)は[政策金利は景気にとって十分に抑制的だと考える水準にまだ達していない]とさらなる引き締めを支持する可能性を示唆しました。また[現段階で米政策金利は次の動きが引き上げ及び引き下げいずれの可能性も等しくある水準にあるとは言えない]と述べています。

・FRBウィリアムズ総裁(投票権あり)は次回会合でどのような決定を望むか触れなかったものの、様子見支持の姿勢を見せています。

・FRBバーキン総裁(投票権なし)は[次回会合での行動を当局者がまだ決めていない]と指摘し、[債務上限問題などで米経済への逆風となり得る要因があるほか、不確実性は高く、次回会合前に発表されるデータも多い]と語っています。


注目の通貨ペアAUD/USD


保有中ポジション→なし

週足

上髭を出した陽線で推移し、どちらに動きたくても動けない状況が続いています。0.66はレンジの下限で買い向かおうと考えていますが、ファンダの材料が乏しく、オーストラリアの議事要旨で利上げをするのかについてデータ次第と発表しており、月末のCPIで上振れれば豪ドル高になる可能性があります。ただ、オーストラリアの単独要因だとトレンドになる可能性が低いので、アメリカの債務上限問題と重なってトレンドになれば買い増すようなスタンスでいきたいと思います。逆に債務上限問題が解決し、ドル高になればこの通貨ペアでのエントリーは捨てて他の通貨ペアで考えたいと思います。

AUD/USD 週足

日足

200SMAや日足のトレンドラインをブレイクして上に行ったものの、レンジの上限で止められ戻しています。日足のトレンドラインでサポートされている形にはなりますが、MACDはデッドクロスしているので安易に買える状況では無いです。

AUD/USD 日足


4時間足
ダブルトップを作ってから下落し、4時間足のトレンドラインに抑えられています。BBはエクスパンションしてスクイーズに向かっているので、下落トレンドは一旦終わりかと思いますが、戻り高値からジリ下げが続いています。

AUD/USD 4時間足


※トレンドライン見方
月足→赤色
週足→黄色
日足→水色
4時間足以下→紫色


ひとこと


今はどの通貨ペアも動きづらい中で推移しているので、豪ドルのようにチャンスがあれば、短い時間足でロットを落としてトレードした方が無難かと思います。トレンドが出た時にエントリー出来る資金を減らさないようにしていった方が良いです。

今日の注目指標


特になし

それではまた明日(^∇^)

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