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6/21 パウエル議会証言に大注目

あいさつ

兼業トレーダーのBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資4年目/テクニカル4割/ファンダ6割/兼業トレーダー/ファンダを勉強中でnoteはアウトプットの場として活用中❕

ファンダメンタルズ

昨日の値動き


SP500↘️NASDAQ➡️US金利↘️USD↗️JPY⬆️
EUR↗️GBP➡️AUD⬇️NZD↘️CAD➡️OIL↘️

株式市場:パウエル議長の議会証言を控えて、過熱感があった株式市場は売られています。SP500が続落したのは約4週間ぶりで、4400ポイントを下回りました。NASDAQも続落していますが、SP500同様とは少し異なり、節目の15000ポイント。割らずに推移しています。

国債市場:国債利回り(金利)は低下しています。大きなイベントも無く、議会証言が控えているので、相関が取れづらいです。本来、株と国債利回りは逆相関なので、本質的な動きでは無いと思っています。

為替市場:ドルが続伸し、昨日は円が1番買われました。オージー、ニュージーが売られているので、為替市場と株式市場だけを見ればリスクオフになっています。ドルストレートとクロス円は全て下落し、ドル円も低下しました。円買いになっている要因としては、鈴木財務相による発言が影響しています。

原油市場:原油は上昇していますが、特に要因はありません。原油に影響を与えている中国経済は、どこまで景気を押し上げるのかに注目が集まっています。



RBA議事要旨

 オーストラリア中銀は今月6日に政策金利の発表をし、2回合連続でサプライズ利上げをしました。タイトな労働市場と住宅価格の上昇に伴う予想外のインフレ上振れリスクを考慮したと議事要旨に記されています。内容は以下のとおりです。

 内容は、最近のデータは、インフレリスクがやや上振れしたことを示唆している。インフレの低下目標に向けて長期化していることから、政策委はさらなる利上げが妥当と判断したと説明しています。ただ、この議事要旨がハト派と捉えられ豪ドル安になっています。

 次回は経済が強いのでサプライズと言うより、予想から利上げをする可能性があるため、オーストラリアのCPIや労働市場、発言などに注目していきたいです。
弱気なのが気になりますが、いずれも経済指標次第だと思っています。


要人発言

・BOJ鈴木財務相は[為替の水準にはコメントしない]と言いつつも、[為替の動向を注視している、為替の水準はあくまで市場において決定される、安定的に推移することが望ましい]と発言しました。

・FRBジェファーソン副議長(候補)は[インフレ率は減速し始めており、それを2%の目標に戻すことに引き続き重点を置いている]と発言し、インフレ率に対して集中的に取り組み続ける姿勢を見せました。

・FRBクック理事は[当局として仕事をやり遂げるまでインフレに集中的に取り組み続ける]との姿勢を見せています。

・FRBクーグラー理事(候補)は[物価抑制にコミットし、インフレ率を2%に戻す事が重要]と意気込んでいます。

※FRBメンバーの決定は本日決まります。ブレイナード副議長が抜けた事により、後釜として理事だったジェファーソン氏が副議長候補になっています。また、理事候補にはクーグラー氏が濃厚となっています。

トレードプラン AUD/JPY(L)

保有中ポジション→なし

週足

 6月の頭から売られてきた円に対して、調整が入っているのに加えて昨日の鈴木財務相の発言で買われました。円売りを持ちたい私からすれば絶好の押し目買いだと思っていますが、簡単にロングすると焼かれる感じもします。ただ、円が買われる材料が全くないので、円売りポジションを持つつもりは無く、今のところはAUD/JPYの通貨ペアでロングを考えています。
 チャート的には、先週に月足のトレンドラインをブレイクし、BBは上昇方向へエクスパンション、MACDがゴールデンクロスしてから上向きなので、売ることは出来ません。しかし、月足トレンドラインをブレイクしてからすぐに戻しているのとRSIが反転している事を考えれば少しやりづらくなった印象です。

AUD/JPY 週足

日足

 円売りを持つ中で AUDを選択していますが、今日のパウエル議長の議会証言でタカ派の感じで出てくると状況が変わります。株式市場は過熱感があり、売られ始めると急落する恐れもあります。そうなると、 AUDなどのリスク通貨も連動して売られるので、そうなった場合はドル円か他のクロス円に切り替えて行くのが良さそうです。
 日足は9連騰していましたから、RSIも一気に80まで行き買われ過ぎ水準まで到達しました。MACDはデッドクロスに向かっているものの、BBはエクスパンションしているので、上昇トレンドが終わったか見極めるのには時期早々です。売りを考えるのなら95円を割ってからでも遅くは無いかと思います。

AUD/JPY 日足

4時間足

4時間足の95円水準には雲があるので、ここまで落ちても一旦はサポートされる公算が高いです。MACDはデッドクロスを完成させ下向きなのと10SMAが 20SMAをデッドクロスしているので、短期的に売る人が出てるのかもしれません。95円台中盤ぐらいでロングを持てれば良いのかなと思っています。

AUD/JPY 4時間足


※トレンドライン見方
月足→赤色
週足→黄色
日足→水色
4時間足以下→紫色

まとめ


今日のパウエル議長による議会証言はかなり大事です。前回のように濁してくる可能性が高いですが、パウエル議長の発言が大胆なものであれば、全てが決まると言っても過言ではありません。

Fed Watch 6/21
パウエル議会証言前の予想

今日の注目指標


8:50→BOJ議事要旨

15:00→イギリスCPI
総合 前回8.7% 予想8.4%
コア 前回6.8% 予想6.8%

23:00→パウエル議長議会証言

それではまた明日(^∇^)

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