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3/31 月末フローは今日が本番

あいさつ

兼業トレーダーのBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資4年目/テクニカル4割/ファンダ6割/兼業トレーダー/ファンダを勉強中でnoteはアウトプットの場として活用中❕

ファンダメンタルズ

昨日の値動き


米株指数↗️米金利➡️ドル↘️円↘️ユーロ↗️
ポンド↗️豪ドル➡️ニュージー↗️カナダ↘️原油↗️

株式市場:銀行セクターによって下落した分は、ほとんど戻しています。NASDAQは13000ポイントには届かなかったものの、直近の上昇圧力が強いため、13000ポイント定着は時間の問題かと思います。SP500は日足の雲を上抜けれるかに注目です。

国債市場:米国債利回り(金利)はまちまちで、依然として逆イールドが続いています。マーケットの注目は今日発表される、個人消費支出(PCEデフレーター)に移っています。

Fed Watch
経済指標前は5月0.25%利上げが濃厚



為替市場:東京市場ではドル高、円高になりましたが、NY市場の引けにかけてドルと円は売られて、最終的にドルと円は下落しています。ドルストレートとクロス円は上昇し、ドル円はドルの方が売られたので小幅に下落しています。為替の相関的にはリスクオンになりましたが、月末フローを考慮すると乗りづらい感じです。

原油:金融市場の強気は、原油にも波及し上昇しています。今週は均衡価格の70ドルを下回った状態でスタートし、このまま70ドル台に乗って終われば下落トレンド入りしないで済みそうです。



GDPと新規失業保険申請件数


 GDP確定値はFRBの金利上昇によって、2022年の第4四半期は大幅なマイナスになりました。企業としては生産性が上がっていないのに、労働コストが上がっているため利益に圧力が掛かっています。昨日の発表でマーケットが左右することはありませんでした。

 昨日は同時刻に新規失業保険申請件数が発表され、前回から7千件増加しています。ただ、レイオフが低水準にとどまっているので労働市場は極めてタイトな状態が続いています。
 今までは無かったのですが、労働省は新たな季節調整係数の適用を4月6日から開始すると発表しています。 

要人発言

・FRBバーキン総裁(投票権なし)はインフレのリスがある事を指摘した上で、[信用収縮の影響で経済の減速ペースが想定より速まるようであれば、政策当局は俊敏に対応する必要がある]との見解を示しました。また、インフレ率が2%に収まるまでに時間がかかる事を認識しており、他にもバーキン総裁の声ではありませんが、[わずか数週間前に50%利上げを支持する声が一部であった]と語っています。

・FRBコリンズ総裁(投票権なし)はインフレ率が高い事を指摘し、抑えるには追加利上げが必要だと述べています。また、インフレ率を下げるには[課題があるという私の見解を、最近の各指標が裏付けている]と発言しています。利下げをする根拠が見つからないので、年内は金利を維持する公算が高いです。

・FRBカシュカリ総裁(投票権あり)はSVBの破綻がどう影響するかは見極めるのにまだ早く、完全に理解するまでは時間がかかるとし、インフレを抑えることに集中する見方を示しています。また[1年間に積極的な利上げを繰り返したにもかかわらず、インフレ率は高過ぎる上、住宅を除くサービス部門がまだ減速していない]と言及し、[経済のバランスを取り戻すために、まだやる事がある]と語っています。


注目の通貨ペアUSD/JPY


保有中ポジション→なし

週足

大陽線で完全に先週のローソク足を包んでいます。反転サインにはなりますが、20SMAと10SMAにレジスタンスされて上髭を作っている状況です。週足の確定でこのまま上髭が短ければ、来週も上昇する公算が高いので、134円付近で戻り売りを狙えればなと思っています。ただ、まだ確定してませんし、月末フローは今日が本番です。今日のロンパチ、ロンフィクを通過してからではないとポジションは持てないので、週足の確定を土日に精査して行きたいと思います。

ドル円 週足


日足

安値を切り上げて上昇中です。一目の雲をブレイクしたかなと思ってましたが、ローソク足が迷っています。先ほどの東京中値で上を試しましたが、20SMAにレジスタンスされて戻っています。MACDがゴールデンクロスに向かってますし、直近の流れとしては円安が続いていますのでショートを持つには難しいかと思います。

ドル円 日足



4時間足
逆三尊を作ってからの上昇は継続しており、平行チャネルの中で推移しています。雲はブレイクし、BBはエクスパンションしているのでかなり強い状況かと思います。レジスタンスとして考えられるのは200SMAで、ここもブレイクするようだと135円の回復が見えてきます。

ドル円 4時間足


※トレンドライン見方
月足→赤色
週足→黄色
日足→水色
4時間足以下→紫色


ひとこと

四半期末、月末、週末の全てが重なる今日が月末フローの本番です。この後のロンドンタイム、NYタイムには十分に気をつけて下さい。最悪、今日はポジションを持たない方が良いかもしれません。今週、1週間は仕事が忙しくほとんどチャートを追う時間がありませんでした。週末はゆっくりして、チャートで遊びたいと思います。

今日の注目指標


18:00→欧州CPI(速報)
総合 前回8.5% 予想7.1%
コア 前回5.6% 予想5.7%

21:30→個人消費支出(PCEデフレーター)
総合 前回5.4% 予想5.1%
総合 前回0.6% 予想0.4%

それではまた来週(^∇^)

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