8/28 ジャクソンホール会合を終えて
あいさつ
兼業トレーダーのBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資5年目/テクニカル4割/ファンダ6割/兼業トレーダー/ファンダを勉強中でnoteはアウトプットの場として活用中❕
ファンダメンタルズ
金曜日の値動き
SP500↗️NASDAQ↗️US2Y↗️US10Y➡️USD↗️
JPY↘️EUR➡️GBP➡️AUD➡️NZD↘️CAD➡️OIL➡️
株式市場:SP500とNASDAQは4週間ぶりに週足が陽線になりました。FRBメンバーの発言が意識された週になりましたが、終わってみれば週間ベースで7月以来の大幅上昇です。パウエル議長の発言は慎重に政策を進めていくのと同時に、引き締め政策が長期に及ぶ可能性が示唆されました。現段階で株の上値は重く反発はしたものの、年初来高値を付けにいくのは難しそうな感じです。
国債市場:金融政策に敏感な2年債利回りは、パウエル議長の発言で上昇し、10年債利回りは始値と終値が変わらず(コマ足)引けました。2年債の週足は陽線になっていますが、10年債の週足はコマ足の陰線で弾けており5週連続で上昇していた流れに調整が入りました。
為替市場:金曜日は為替全体が小幅に推移し、その中で円安ドル高になりました。ドルストレートは全て下落し、クロス円は全て上昇、ドル円は146.63まで上値を伸ばしました。
原油市場:上昇したものの週足では陰線となり、2週間連続で下落しました。薄商いの週になりましたが、原油の供給が増えるとの見方が広がったのと需要見通しの悪化が意識されました。
ジャクソンホール
毎年行われるジャクソンホール会合では、パウエル議長の発言に注目が集まっていました。事前のコンセンサスでは、タカ派トーンで来るのでは無いかと予想されていました。
結果的にタカ派トーンで話しを進めたものの、更なる引き締めについてはコミットしませんでした。ただし今後の経済指標でインフレの原則が見えない、もしくは労働市場で加熱気味だとちゅうちょする事なく引き上げる事を示しました。
パウエル議長や他のFRBメンバーの発言を受け、9月のFOMCは変わらずに据え置き予想ですが、11月のFOMCでは据え置きよりも、25ポイント利上げする方が若干上回っています。このFedWatch が今後、どの様に変化していくのか注目で、特に雇用関連の指標が出た後は金利予想も変わりやすく、FRBメンバーの発言も変わってくるかもしれません。
要人発言
・FRBメスター総裁は[恐らくまだやるべき事がある]と、追加利上げに踏み切る公算が高い事を示しました。投票権は無いものの、タカ派な意見を主張し続けています。
・FRBグールズビー総裁は[高水準な金利をどのくらい維持するかに話しが進んでいる]とし、[ソフトランディングの道はまだまだあるように感じる]と示しました。メスター総裁とは異なり、ハト派の意見は変わっていません。
・ECBラガルド総裁はジャクソンホール会合で、[インフレ率を目標まで下げる為には金利を高水準に設定し、必要な限りその水準を維持する]と述べました。その後も金利を引き上げる事について発言しており、ECBはまだまだ利上げをする公算が高まりました。
まとめ
トレードプランを書きたいのですが、今の地合いが難しすぎて何でトレードして良いのか全く分かりません。😭今のところEUR/AUDかEUR/GBPのロングを狙っていますが、土日に精査する時間が無かったので今日明日で分析してみたいと思います。ファンダとテクニカルの方向が合わないと、小心者なのでトレード出来ないってのは改善していかないといけませんね。
今日の注目指標
特になし。
それではまた明日(^∇^)
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