7/24 今週は乱高下に注意
あいさつ
兼業トレーダーのBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資5年目/テクニカル4割/ファンダ6割/兼業トレーダー/ファンダを勉強中でnoteはアウトプットの場として活用中❕
ファンダメンタルズ
昨日の値動き
SP500↘️NASDAQ↘️US金利➡️USD↗️JPY⬇️
EUR↗️GBP↗️AUD↘️NZD↘️CAD➡️OIL↗️
株式市場：先週発表された一連の決算が予想を下回った事で、指数は上値を伸ばす事が出来ませんでした。SP500は上髭を出して陽線になっていますが、ハイテク銘柄中心のNASDAQは上髭を作って陰線で引けています。3月から強く上昇して来た株指数は、決算をきっかけに調整に入ってもおかしく無さそうな展開です。
国債市場：2年債、10年債は小幅なレンジで取引されました。週間ベースでもまちまちで、今週のFOMC待ちの相場になっています。逆イールドの幅は依然100ポイントほど拡大しており、今週のFOMCで縮めるのか、更に拡大するのか注目です。
為替市場：円が全面安になりドルが買われた事で、ドル円は142円に迫る展開になっています。クロス円は全て上昇し、ドルストレートは全て下落しました。円が全面安になったのは、日銀関係の一部から［現時点でYCCの修正は必要性が乏しい］との報道で、金融政策の変更は無いとの見方が広がり、売られました。ドルは金利も動いてないので主体的に買われたのでは無く、円売りから波及して来たものだと思われます。
原油市場：原油は薄商いの中、上昇し日足の200SMAにレジスタンスされています。世界の市場が引き締まりつつあることを示す兆候も見られました。
日本消費者物価指数
今週に控えている日銀金融政策発表の前に全国消費者物価指数が発表されました。発表によってはYCCを修正するとの見方が強まろうとしていましたが、内容は若干の拡大を示しました。日本の物価は中々上がっていかない事で有名ですが、ここ最近は世界的なインフレに追随する形で上昇して来ています。結果は以下のとおりです。
総合 前回3.2% 予想3.2% 結果3.3%
コア 前回3.2% 予想3.3% 結果3.3%
コアコア 前回4.3% 予想4.2% 結果4.2%
結果を受けてマーケットの反応は、日経安、円高に振れましたが、日銀の報道によって円は大きく売られ日経は上昇しました。
日本のCPI自体あまり注目される指標ではありませんが、ここ最近は政策変更の可能性があるので注目されている指標です。今回も注目されていましたが、やや拡大しているだけで政策修正される可能性は低いとの見方が広がっています。
総務省によると電気とガス、旅行支援を除いたコアCPIは前年比上昇率は4.4％となると説明しています。政府がどこまで負担軽減を許容できるのか注目ですが、夏過ぎに日本の物価は落ち着くとの見方も広がっています。他国に比べて日本の経済は弱いので、YCCの修正をしなくても済むかもしれません。
トレードプラン AUD/USD（L）
保有中ポジション→0.676×1
0.675×1
0.674×1
週足
ドルをトレードする上で欠かせないDXYが101ポイントを回復して推移しています。それによって今持っているロングの雲行きが怪しくなって来ました、、、。まぁトレードをしていたら仕方ない事ではありますが、今後は黄色のトレンドラインが効くか注目ですね。大局はドル安、米株高なのでこの相場感は変わっていませんし、リスクオンになるとAUDも上がるので、もう少しポジションを保有したまま様子を見ていきます。下から10、20SMAが近づいてきてるので、ここを下回ると0.660まで下落する可能性があります。下回ったら一回損切りして、また持ち直し、このまま上がるようだとまた入れば良いかなと思っています。レバレッジをかけて150ポイントのマイナスは許容できないので、損切りは0.670のままかSMAを下回ったら、にしたいと思います。
日足
MACDがデッドクロスに向かっている事とダブルトップになっている事はポジションを持つ前から気になっていたので、今更気にしても仕方無いかと思います。反省としては日足の0.670付近まで、引きつける事は出来たのでは無いかと思っています。0.670は雲の上限や20、200SMAが控えているので、ここを下回ると崩れるそうな感じです。また水色のトレンドラインもサポート要素の１つになりますが、基本的にトレンドラインは自分で引いてるラインなので信頼度は薄いです。
４時間足
紫の下落トレンドを回復し、BBは下落方向へエクスパンションしています。MACDもゴールデンクロスしそうでしたが、下向き継続で200SMAも割り込んでいるので、テクニカルだけでトレードするなら買いでは持ちづらい展開です。RSIは売られ過ぎ（売りが強い）水準まで来ていますので、週初めの出方によってはポジションが損切りになるかもしれません。
※トレンドライン見方
月足→赤色
週足→黄色
日足→水色
４時間足以下→紫色
まとめ
今週はFOMC、ECB、BOJの発表があり全て要注目の材料です。他にも豪CPIだったり米GDPと米PCEデフレーターがあるので、乱高下の可能性もあります。ポジションを持っている人は損切りになっても良いようなロット数で入りましょう！
週初めは1月まで据え置き予想
今日の注目指標
16:15→フランスPMI
製造業 前回46.0 予想46.0
非製造業 前回48.0 予想48.5
16:30→ドイツPMI
製造業 前回40.6 予想41.0
非製造業 前回54.1 予想53.1
17:00→欧州PMI
製造業 前回43.4 予想43.5
非製造業 前回52.0 予想51.6
17:30→イギリスPMI
製造業 前回46.5 予想46.0
非製造業 前回53.7 予想53.0
22:45→アメリカPMI
製造業 前回46.3 予想46.1
非製造業 前回54.4 予想54.0
総合 前回53.2 予想53.0
それではまた明日（＾∇＾）
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