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小さなしあわせ....私はいま幸せに包まれている

あなたにとって幸せなことってなんですか?

今日は我が家の愛犬みるくのハナシです。

みるくはこの4月で14歳になります。

もう立派な老犬です。

昨年あたりから顔は白い毛が混じり、寝ている時間も長くなりました。

出かけて帰ってきたのに全く気がつかず、しばらくして

あれっ?って感じで起きてきたりします。

それでも仕事で帰ってくる時はリビングのカーテン越しに座って

ずっと外を眺めてます。

たぶん一時間も二時間も前から

庭の外で手を振ると、あたりは真っ暗なのにそれに気づいてウロウロ動き始めます。

耳はちょっと遠くなったかなって思うこともあるけど

目はまだちゃんと見えてるんだなあって思います。

家に入ると大騒ぎでおかえりの歓迎をしてくれます。

みるくは昔から声を出さずに私に飛びついたり飛び跳ねたりして

気持ちを爆発させます。

ここでも私は幸せな気持ちになります。

最近では声に出して小声でつぶやきます(あ。今すっごく幸せ)

シニア犬になるとさらに愛しさが増す。ってよく聞きます。

10歳を過ぎた頃からホントにその意味がわかるようになりました。

12月の初め

みるくは毎年受けるワクチン接種の時にアニマルドッグを受けました。

8歳を過ぎた頃から毎年2回受けてます。

肝臓の数値が高めだったこともあって、それ以降肝臓の薬を処方されて

飲んでいます。

ただ、ここのところ数値も安定していて少しホッとはしていたんですが

12月の検査で引っかかってしまいました。

大きな病院を紹介されて検査に行ってきました。

CTを撮ってもらったところ、病巣は他からも見つかりました。

手術の話が出て、本当に悩みました。

悩んで悩んで、結果。

手術は受けないことにしました。

他の手術に比べてリスクの高い手術であること

13歳のみるくにとって手術以外に麻酔のリスクもあること

手術が成功したとしても、術後の回復がどうなるかの心配

手術も含め一週間くらい知らない場所で過ごすみるくのメンタル

もし、これをしないともう危ない、ということなら多少のリスクを覚悟で

手術に踏み切ったかもしれないけど

今のところ元気でなんの症状も出ていないみるくを手術台に乗せる勇気は

私にはなかった。

こういう答えを出したのが12月30日の病院でした。

そこまで約1ヶ月考えに考えて出した答えです。

手術はせずに年明けからかかりつけの動物病院に戻って

内科的治療・・経過観察を続けながら投薬治療が主です。

今、みるくは元気です。

でも体の中に小爆弾を抱えてることには変わりありません。

きっとドッグを受けなかったら体の中の異常には気づかず

みるくは歳の割にいつまでも元気だねえって思っていただろうし

そう言われてたと思う。

最近、この子といっしょにいられる時間はあとどれだけ

残されてるんだろう

という恐怖に近い思いで時々頭の中がいっぱいになります。

それだからこそ、今まで当たり前に過ぎてきたことの一つ一つが大切に思える。

みるくが朝起こしにくること、ご飯をガツガツ食べること

おやつを全力で催促してくること、座っていると体をくっつけてきて寝ること

そのどれもが愛おしくて幸せな瞬間なんです。

だから私はその一つ一つにつぶやきます。

「今すっごい幸せ」って・・・。

私のしあわせってこんなちっぽけなものです。

人それぞれ幸せのカタチも大きさも違う

でも小さい幸せってきっとそれぞれの周りにあるんだと思う。

あなたのそばにあるしあわせは・・なんですか?












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