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近況:浪人して始めてお金の話が出た

「特にこれといった理由がなければ、国公立後期は地元の学校にしないか?最近給料が減って来たんだ。」


浪人とお金は切っても切れない関係にある。夏期講習や冬期講習を受けられない生徒は割といるし、本当に次がないのでチャレンジ出来ずに志望校を下げないといけない人もいる。私の周りにも多くはなかったけど、チラホラといた。

でもまぁ正直私には無関係なものだと思っていた。浪人する時親がお金のことについて何も言わなかったし、事実最近まで言わなかったからだ。むしろたまに行く外食のランクが1つ上がり、給料増えたのかなとすら思っていた。

あまり子供に家計の話をするべきではないと思ったのかもしれないし、年齢がかさんで給料が最近になって減ったというのもあるだろう(実際突然減ったと言っていた)。長い間身を削って勤めてきたのに、動きが鈍くなると報酬を減らすらしい。能力主義の冷たい部分である。

母親が週末に買っていたちょっといいパンを買わなくなった。今日は外食に行くらしいのだけれど、「あまり高くないところ」と言っていた。もちろん、さっきの話があって、すぐのことだからよくわからないけれど何か嫌な気配がする。

知らず知らずのうちに生活レベルが上がっていたらしい。「当たり前」にヒビが入るのは何かこう凄く不気味な足音を感じる。怖いし、不気味だ。

私は昨年手続きミスがあって、そもそも受験を受けていない。いわば払う必要のなかった100万円(予備校費用)なのだ。改めて自分のしでかしたことに驚き、それでもだらける自分に呆れている。

お父さんは最近休みが増えたそうだ。それが給料が減った要因の一因でもある。とりあえずゆっくり休んでほしいと思う。少しでもポジティブに考えなければならない。

とにかく大学に受かることだ。それが全ての親孝行であり、それが成せなければ駄目だ。あと1ヶ月、もう少しだけ頑張ろう。せめて腐ってしまわないように。

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