調律師のるみ子さん
本当の答えなんかどこにもない
だが先生はいつも問う
次の中から答えよ
この問題
作者に聞きましたか
答えることができましたか
私が小説を書く時は
どうしようもない哀しみや
あるかもしれない救いへの祈り
形にしたら変形できない
だから
私の答えは「蝶々」です
例え正解が「愛」だとしても
誰かのための答えにはならない
なのに
選択肢には
「答えはない」がありません
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note感想文というお題に
そも感想文とは?
と考え過ぎて
詩になってしまいました。
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