私はセールス電話が嫌い。

昔、こんなことがありましてな。

電話「○○さん、ご無沙汰しております、覚えていらっしゃいますでしょうか…」

へ?

全然記憶にない名前の人なの。
みなさん!ここでこっちから何か言ってヒントだしちゃ駄目よ!!
個人情報盗まれるよ!
マンションのセールスだった!!!

えっとね
「(数日前に電話してから)ご無沙汰しております、(留守電でマンションセールスを入れておいたのを)覚えていらっしゃいますか?」
なのよっ!

この電話には腹が立ったので、勢いで書いたのが以下。

『電話商法』
さて、今日も名簿を上からセールス電話をかけていくか。
声は明るくハキハキと。
めぼしい相手にはマークして。
たとえ切られても数日後にはまたかける。
”結構です”なんて言ってくれたらしめたもの、「それは結構な話だって、言ってくれたじゃないですかー」と、契約書を送りつける。
何をやってもいい、売れればいいんだ。

さて、何件もページを繰って、留守番電話もいくつかある。
メッセージは残す。
信用させるためだ。
どうせこっちの電話は発信専用だし、折り返しかけてくるバカもいないが、
万が一かけてくるとしたら、それこそカモだ。
たとえ苦情でもきっかけを作ればいいのだ。

ちっ、また留守番電話か。セールス用のメッセージを言う準備をして…

…電波が変だな?

留守録メッセージの女声がやけに明るいが、はきはき言っているのに聞き取りにくい。…なんだって?

  「おかけになった電話は現在呪われております。
   おかけになった電話は現在呪われております。
   おかけになった電話は現在呪われております…
(終)

拙いけどな!
直せないかと思ったけどダメだったので、そのまま出しました。

今は、スマホが狙われる時代だから、電話商法も変化しているんですかね。

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