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(改題)あるヨギ見習いの猛省備忘録 〜療養生活その4〜

9月1日
 夕食のカレーにタルカを自分でアレンジしたのだが、その油のせいでか?体調を崩す。
9月2日
 今日は通院の日なので朝風呂に入るが具合悪し。
いよいよ3度目のレントゲン検査を行った。その結果から医師はもはやボルトを入れる手術は勧めず、このまま経過をみることになった。それは不幸中の幸であった。と言うのもおかしいが。2週間後に経過をまたみるとの予約を入れてもらい、しばらくは通院の面倒から解放された。が体調不良で帰宅してから寝込む。
9月3日
 夕方まで寝込んでいたが起き上がり、客人のHさんと会話して何やら特別なクリームを腕につけてもらい、少し気分が上を向く。
9月4日
 K町にある温泉の貸切風呂は何種類もの源泉を混ぜてあるとのことで効能が期待出来る気がして行ってみることにした。温泉地だけあって途中の道沿いや温泉街の周りにはお店がいくつかあり楽しめそう。泉質は予想通り骨身に染み入る感じで、その心地良さが朝まで続いたのは有難い限りであった。この療養期間中の楽しみとしてリピートしそうである。帰り道でとても珍しい知人に会って話しが出来、手作りピーナッツバターのお土産まで頂いたのも幸であった。

温泉後に腫れが少しひいた右足

9月5日
「そろそろカミングアウトしたら」という再三の言葉に即され、少し躊躇しながらも心身の傷と共に、痛々しい記憶をたどりながら書き起こし始めた。それでも字数は淡々と増えてゆき、SNS投稿というよりは以前に渡印中の日記をnoteに書いていたことを思い出し、それに続くかたちで書き連ねていく事にしようと思い当たった。そうまだ鮮明な記憶の残る忘れもしない3月11日帰国、そしてホテルでの留めおきを経て娑婆世界に戻った19日、そして東北に暮らす人々を再三脅かす地震が再び襲った21日。翌早朝には慌ててひき戻ったその日まで遡らねばならない。が、それからちょうど5ヶ月経った8月11日から再び始めようと思う。

帰国直前のデリー空港にて

という決意をした9月5日にようやく辿り着いた。ここからはこの“猛省備忘録”を前提にして日々を振り返る作業をしていくことになる。

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