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10/19 イベントのデザインいろいろ

何度か書いているが、10/19に吉祥寺NEPOでライブイベント「大車輪」を開催する。
今回はありとあらゆる準備を自分でやっている。こんなにも自分だけでやっているのは初めてではないだろうか。

今まではライブハウスの担当の人と相談しながら当日のことを決めたり、出演バンドに何かやってもらうのに頼んだり、好きなデザイナーにフライヤーを頼んだりしていた。

今回のイベントは、吉祥寺NEPOとは「場所を貸す側と借りる側」で、出演バンドは「イベントに出る側と出てもらう側」で、デザインのすべては僕(たまに妻)がやっている。
こう書くとドライな感じがするかもしれないが、僕はそう感じていない。すべてが「自分はこうしたい!」というところが起点なので、イベント史上もっとも力強いと思う。
そして何と言ってもライブハウスや出演者の皆さまに連絡するたび暖かい気持ちになるし、本当に素敵な人たちばかりなので当日は肩を借りる気満々だ。

デザインするのって楽しいけどなかなか大変。日々デザインすることを生業としている人たちは本当にすごい。
どんな画像でも1枚作るのに、最低でも3時間はかかるのだから。

「なんかしっくり来ないな~」と思いながら作業を進めている最中に「ここをこうすればいいじゃん!!」と頭の中で弾けたときのブレイクスルー感は気持ちいい。
でも始めるまでがすごく億劫。始めたら半日は捧げなければならないのだから・・

そうしてウンウンしつつも楽しみながら作った画像2枚を紹介したい。
自分でやって自分で発表すると「大変だったところを誰にも伝えられない」「誰にも労ってもらえない」という点がつきまとう。今回は少々お付き合いいただきたい。

先日はPeatixというチケット予約サイト用の、検索画面とかトップに表示される用の画像を作った。

画像2

「秋の感じを出しつつも、渋くはせずポップな感じで」という抽象的な脳内指令に基づき、粛々と作業を進める身にもなってみてほしい。
後ろの画像を組み替えまくったし、文字が見えやすいようにしつつ、全体の雰囲気がゴチャゴチャしないよう調整するのに難儀した。
うまいこと収まったと思う。よくやった、よくやったよ、おれ。

画像サイズは小さいのに、確か5時間くらいかかった。
油断すると画像と画像の間に微妙な隙間が空いてたりして、そうするとシャツの下に丸首の肌着が見えているようなダサさが一気に噴出するのだ。

そして今日もデザインに勤しんでいた。
タイムテーブルの発表にあたり、文字列だけでは味気ないと思って作ったのがこちら。

画像1

我ながらデザイン力が着実にアップしていると思う。これも文字の配置に時間がかかった。
どの棒を何色にして、どこに置いて、どれだけ伸ばすか縮めるか。隙間はどれくらい空けるか・・

デザイン重視でタイムテーブルが見づらくなるのは避けたかったので、棒は不揃いだけど文字情報はきっちり揃えている。
「きっちり」と「遊び感」のいい具合のところを突くかが勝負の分かれ目だと思いながら作業を進めた。

実はこの画像、純粋な黒を使っていない。黒に見えているすべては、限りなく黒に近いダークグレーだ。
あとノンブラリの棒の色をどうするか、かなり悩んだ。茶系、青系、緑系を試すもどうも野暮ったくなり、最終的には「秘儀・なんともいえない黄色」に落ち着く。白文字でも見やすい黄色を作るのは時間かかる。

思ったよりも長々と頑張ったアピールをしてしまった。なんだかんだ書いているが作業自体はとても楽しいものだ。
普段生きている中では、ほぼそういったアピールをしないので暖かく受け止めていただければ幸い。

イベント詳細はこちらへ。

1か月を切り、ぼちぼち予約が入ってきている。嬉しい限りだ。是非ともご来場ください。

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