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テレビ番組制作者はプレスリリースを見ません

テレビディレクターの仕事をしていて、
どうやってテレビディレクターにプレスリリースを売り込めばいいのか?ということをたまに聞かれます。結論からいうと、番組制作者は、ほとんどプレスリリースを見ません。

テレビ局には、毎日何百通ものプレスリリースがFAXで届きます。
が、そのプレスリリースほぼ読まれません。

一人くらいリリースを処理する担当者がいる場合もありますが、数が多すぎるので、見てもタイトルだけ。よっぽど番組のコンセプトにあって、季節的なタイミングもよくて、気をひく内容ではない限り取り上げられないので、そこをピンポイントで狙うのは至難の技といえます。
(商品紹介の企画などは、コンセプト沿ってそうであれば直接あたるのはあり)

ただ、テレビ制作者は口癖のように「ネタがない」といっており、常にネタに飢えている生き物です。

では、どうやってネタを探しているのか?
ネタ探しは、番組や企画によって大きく変わりますが、情報・報道番組は
①WEB・新聞・雑誌をざっぴんぐ
②なんとなく興味のひくテーマが見つかったらWEB検索や日経テレコンで深掘りリサーチ
③制作者の目線でテーマづけされ企画になる

というのが基本的な流れなので、まずは、WEBや新聞などを狙うことだけにリソースを割いていったほうがよいでしょう。プレスリリースを出したら、興味を持ちそうなWEBメディアに地道に情報提供していくことは、とても大事です。

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