宇宙の玉ねぎ

えー、本日は、世界を楽しく平和にする
楽教(らっきょう)の教祖様であり、また
世界的なオピニオンリーダーである
ミスター オニオンにお越し頂き、ご講演賜ることとなりました。
先生、それでは、よろしくお願い致します。

はじめまして
オニオンです。母親が奈良県出身のため
私の日本語は、ちょっと訛ってお聞き苦しいところもあるかと思われますが、そこはひとつ、ご容赦頂きますよう、お願い申し上げます。
さて、
宇宙の玉ねぎに芯はあるのか?
っちゅうことですが、まず第一に
Lメートルの現象を観測するためには
波長Lメートルの電子や陽子を衝突させなあきまへんねやわ。

あれこれ、細かいことは省かせてもらいまっけど、ようは、より短い距離から、より基本的な構造が明らかになるっちゅうこってすねん。

ほんで、粒子の波長Lが10-36
(10のマイナス36乗)になると
衝突エネルギーがあまりに大きなってしまうんで、なんと!
ブラックホールが出来てしまうんですな。

で、これが、かないまへんねんけど
ブラックホールっちゅうぐらいでっから
こいつが観測したい領域をみーんな隠してしまいまんねや。

ところで皆さん
これより小さいサイズの世界はあらへんっていう、短距離世界のフロンテイアはプランク
スケールで行き止まりっちゅうのは、ご理解頂けてまっしゃろか?

せやから、結果として、
宇宙の玉ねぎには芯がある。
っちゅうことに、なりまんねんけど
ちょっと話が突拍子もなくて、皆さん
着いてきてくれてまっしゃろか?
なんや、みーんな目えしょぼしょぼさせて
まあ、玉ねぎの近くにおったら無理もありまへんなあ。

とにかく、重力と量子ど力学を統合する理論は、究極の理論である。
って言われてまんねんけど
とどのつまりは『超弦理論』
が今のところ最強ですわ。
これについては、なんぼ頑張っても、
まあ話が長うなるさかい
また、次の機会にでもお話させてもらいまっさ。
ほな、また!!


なんと、ありがたいことでしょう。あなたの、優しいお心に感謝